【体験レポ】アクセンチュア、HTC Viveを使った本格的なVR面接を就活イベントで展示

3月13日、渋谷で総合コンサルティング企業アクセンチュアの就活イベントが行われました。そこで、VRを活用した「ミライがスゴイ VR面接」が展示されたので体験してきました。

VR面接

このコンテンツはVive Preを用い、椅子に座って体験するもの。VR空間内で面接官と1対1の面接を受けられ、アクセンチュア社内での適性部署を提示してくれるというもの。

VR面接

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用意されていた受験者側のVive Preは4台、Light Houseは2台です。

VR面接

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椅子に座ってVive Preとヘッドホンを装着、両手にコントローラを持たしてもらうと開始です。

まず見えるのが近未来風の窓のない秘密ラボのような部屋と、攻殻機動隊の電脳空間にでてくるような緑色の文字メッセージ。そこでコントローラの使い方のチュートリアルが始まります。

前後左右に現れる緑色の丸い円をコントローラを持った手を伸ばしてタッチしていきます。後ろに現れた円は体をかなりひねって腕を伸ばさないと届かない位置です。面接と言われていきなりVR空間にやってきた体験者でも簡単にVR空間の体の動かし方が現実と何も変わらないことを体感できます。

チュートリアルが終わると「面接官と接続します」と「ドアをノックしてください」のメッセージが出現。指示通りに目の前の先ほどタッチしていた緑の丸を今度はノックすると、ドアが上下に開き、中に通されます。

中は体育館位の広さのラボ、野球ボールサイズのボールが3つと、持ち手のある工具箱サイズの機器がのった長机や立体映像の地球儀が見えます。机の向かい側に、空中に浮いた青い頭部と両手しかないアバターがいます。このアバターが面接官です(今回は同じ会場内の離れた場所に、実際の面接官役の人間がVive Preを被ってPC前で待機しています)。

実際の面接同様、最初は自己紹介。現実と違ったのは、質問に移る前に自分の手を開いたり閉じたり(コントローラのトリガーを引くと拳を握り、離すと開きます)、目の前のボールをトリガーを押しながら掴んで、トリガーを離して投げてみたり。ハイタッチをしてみる(素通りになりました)など、お互いに遊ぶとこから入ったことです。

VR面接

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浮いている頭部の表情はマネキン同様変わりませんが、実際の頭の動きに対応しているので、ボールを見ているのか、自分を見つめているのかはわかります。

質問は3つ「デジタルをどうとらえているか」、「リーダー、サブリーダー、チームメンバーのどれが自分に向いているか」、「将来どうなりたいか」でした。当初の予定では面接は5分ほどということでしたが、筆者自身も他の体験者もそれ以上かかっていました。体験者の側に持ち時間が表示されると予定通りの時間で終わりそうです。

ここまで本格的な面接だと思っていなかったので、準備不足で受け答えに詰まってしまうところもありましたが、結果は「デジタルコンサルタントの適性、7.5ポイント」でした。面接官には「結構高い数値ですよ」と褒められました。

VR面接

最後はお互いに握手して終了です。空中に浮いた青い手をお互いに伸ばして握手すると、手に持ったコントローラが振動しました(最後だけ相手の手に触れると振動するようになっているようです)。見えているのは頭部と手だけで、コントローラの振動も実際に触るのとは全く違うけれども、相手と実際に会って、繋がったと感じられる不思議な体感でした。

VR面接

筆者自身は面接は緊張するので非常に苦手です。しかし、今回は面接官アバターの頭部はずっと同じ表情でも、終始にこやかな印象を受けたので、筆者の緊張感も和らいで楽しめました。

アクセンチュアという会社はVRにこのような取り組みをし、こういう人材を求めていますと、就活生に対し、わかりやすいメッセージとしてVRを使っている例です。

今はまだイベントという形ですが、いずれVR空間での面接が主流になるという就活の可能性も感じられるものでした。

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