ARやVR事業などを手がける株式会社キッズプレートは、広い空間で複数人が同時にVR体験できるフリーロームVR事業を強化するため、空間認識に必要なカメラセンサーを開発する中国のレアリズ社と業務提携を行いました。
フリーロームVR環境を構築することができるレアリズ社のカメラ「RTS4000/2000」は、200個以上のマーカーを同時に追跡することができ、マルチカメラ管理システムによるデータ処理を最適化し2.9msのレイテンシーまで短縮させることでVR内での同期体験を可能にしています。
本カメラの対応できる空間の広さは、5平米から500平米以上となっており、最大20人までのVR同時体験に対応しています。利用の場は、ゲームやアミューズメントの利用以外に技術トレーニングや災害体験、教育プログラムなどにも活用できることが特徴となっています。
同社はレアリズ社の光学式モーショントラッキングシステムの日本国内販売代理のほか、VRコンテンツの開発、導入を行っていくとのことです。
https://www.youtube.com/watch?v=FabIlV3eJek
商品 概要
商品名 |
RTS4000 |
RTS2000 |
Resolution |
2048×2048 @180fps |
2048×1088 @340fps |
FOV |
51×51 |
83×56 |
精度 |
1mm以下 |
1mm以下 |
遅延 |
5.6ms |
2.9ms |
最大距離 |
30米 |
15米 |
電源 |
POE+/DC12V |
POE+/DC12V |
Interface |
Internet/USB-Wi-Fi |
Internet/USB-Wi-Fi |
なおフリーロームVR体験ができるコンテンツとして、日本でも展開予定とされるVRアーケード『VR Square』の中からMoguraVRでは、ガンコントローラーを持ち敵と戦うFPS『Mortal Blitz VR for Walking Attraction』の体験レポートを行いました。
(参考)
プレスリリース