2017年7月14日から23日の期間中、島根県大田市にある施設「石見銀山世界遺産センター」にて、360度動画「VR銀山」の体験会を無料で実施しています。
「VR銀山」は、江戸から明治時代にかけ世界の銀生産の3分の1のシェアを誇った日本の銀の多くを産出したといわれる「大久保間歩(おおくぼまぶ)」という石見銀山の坑道を360度撮影による実写映像を、VRデバイス「HTC Vive」を装着して体験するものとなっています。現場で収録したサラウンド音響とナレーションによる解説も聴けるとのことです。
本体験の特徴は、通常は暗闇のため肉眼で詳細までは見ることのできない、石見銀山最大の空洞「福石場(ふくいしば)」を特殊な撮影法により、明るく鮮明に見ることができるとのこと。福石場は、石見銀山世界遺産登録10周年を記念して2017年7月より公開。
また大田市の協力により、通常では立ち入ることのできない坑道の最深部での撮影も行われているとのことです。体験時間は約4分。
イベントの概要
VRで石見銀山・大久保間歩の見学体験!
石見銀山世界遺産登録10周年記念
実施期間 |
2017年7月14日から23日 10:00から16:00 |
会場 |
石見銀山世界遺産センター |
料金 |
無料 |
URL |
なお、360度動画と歴史ある観光地に関しては、これまでに株式会社岩手めんこいテレビとアクセリア株式会社が共同で行った「龍泉洞VR」などがあります。岩手県岩泉町にある日本三大鍾乳洞の1つ「龍泉洞」の中を360度見回しながら音声ガイドとともに体験できます。