AbstractEdge合同会社は、今夏渋谷でのオープンを目指して企画中のVR体験カフェ&バー『WarpZone』を運営するためのクラウドファンディングを開始しました。
https://taiken.tv/facilities/30
本プロジェクトの開始は、AbstractEdge代表の小倉氏がYoutubeでのVRゲームプレイ動画を見ていた際に、「VRは一人で楽しむより複数人で楽しむためのガジェットなのかもしれない、カフェやバーに置いたら面白いのではないか」と思ったことがきっかけとのこと。理念として「VR体験を通して人々が繋がる場を創りたい」と考えているようです。
開設予定の店舗は渋谷駅徒歩3分の立地。渋谷ロフト前のビル7階(最上階)となっています。
店内は18.5坪(約61平米)の広さで、バーカウンター・窓側カウンター・テーブル席を配置。店内奥側のテーブル席ではハイエンドVRデバイスを楽しめるとのこと。
ハイエンドVRデバイスとして導入するHTC Viveは、VR内を自由に歩き回れる「ルームスケール」が特徴です。導入予定コンテンツとして代表的なものも公開されており、下記のとおりとなります。
Google Earth VR
自由に地球を見て回れる『Google Earth VR』。Google Earthと同じ高解像度の衛星画像、航空写真、主要な都市や観光地の高精細な3Dオブジェクトを1人称視点でシームレスに体験できます。
Tilt Brush
『Tilt Brush』は、HTC Viveを装着してVR空間に線を描いていくペインティングツールです。両手に持ったコントローラーがパレットと筆になり、色も線種も自由自在に3D空間に絵を描くことができます。
The Lab
『The Lab』はVR向けコンテンツの配信プラットフォームSteamVRを提供するValveが制作したコンテンツ。内容は研究所(Lab)に広がるショートコンテンツから遊びたいものを選ぶミニゲームの詰め合わせ。VRの普及を推し進めるValve直々のコンテンツなだけあり、HTC Viveの特徴である「歩けること」「手を動かせること」を最大限活かした、楽しさが感じられるゲームです。
Audioshield
音楽に合わせて、前方から迫ってくる玉を受け止めるリズムゲームです。収録されている20曲以上の曲は人気を博したアニメ「進撃の巨人」のテーマソング「紅蓮の弓矢」なども含まれます。PCに保存されている曲でも楽しむことができます。
本店舗はVR体験を楽しむことを目的とし、食事の提供は無し(持ち込み可)、通常一人あたり1時間2,000円/2時間3,000円(ワンドリンク込み)の入場料金。精密機器を取り扱うため店内は完全禁煙です。
なお、クラウドファンディングの調達資金の用途は、店舗の運転資金のほか、ホームページ制作費など。設備は各テーブル毎に大型テレビを設置し、PSVRやHTC ViveなどVRヘッドマウントディスプレイや、Gear VRを各席で遊べるようにし、関心度の高いソフトを導入する予定。また、未定ではあるものの、今後都内に『WarpZone』を増やすことも検討しているとのこと。
https://taiken.tv/facilities/30今夏2017年7月には、新宿に新VR体験施設「VR ZONE Shinjuku」も開設されます。今後、さらにVRを体験できる施設が増えていくことが期待されますね。
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