今回紹介する作品は、VRで金魚を閲覧する『VR Aquarium -雅-』です。まるで金魚鉢の中に入っているような感覚になり、金魚たちと戯れることができます。現実社会で疲れた心を金魚とともに癒しましょう。
プレイヤーはコントローラーで餌をまくことができます。普段は優雅に泳ぎ回っている金魚たちも餌につられて近づいて来ます。タッチパッドでモードを切り替えることもでき、寄ってきた金魚たちを画像やGIFで撮影することができます。
作者のそらす氏によると、一押しのポイントは「金魚のリアルさ」とのことです。金魚のモデルがリアルなのもありますが、動きも実際の金魚に限りなく近くなっています。「このリアルさを追求するために水族館やペットショップに通った」ことでこのリアルさが実現しています。
今作は癒しを追求したコンテンツなためか、派手なエフェクト等もなくゆったりとした感覚で楽しむことができます。水中で魚を眺めるコンテンツに『the Blu』がありますが、比較しても癒しの度合いは上です。しかし『the Blu』のように本当に海の中に入っているような感覚にはなれません。閲覧できる魚も金魚しかいないため、あくまで小さなスケールで癒しを求めたい方にお勧めできるコンテンツです。
作者からは「私のオススメは赤い頭がチャームポイントの丹頂ちゃんです。今後もさまざまな金魚を増やしていきます」というコメントが届いております。今後も様々な反応を見て更新していく予定とのことで、作者のTwitterアカウントやSteamのコメントにて意見を募集中です。今後のアップデートにも期待されます。
<ソフトウェア情報>
「VR Aquarium -雅-」
【メーカー】Sorasu Software
【開発者】Sorasu Software
【対応ハードウェア】HTC Vive
【価格】498円
【操作】Viveコントローラー
【リリース日】2017年1月12日
【言語】英語
<Mogura VR的評価>
【オススメ度】★★★☆☆
【快適さ】★★★★★
【操作性】★★★★★
★今回のレビューに使用したPC
G-Tune NEXTGEAR-NOTE i5720BA1 GTX1070搭載モデル
■OS : Windows 10 Home 64ビット
■CPU : インテル® Core™ i7-6700HQ プロセッサー
(4コア/2.60GHz/TB時最大3.50GHz/6MB スマートキャッシュ/HT対応)
■グラフィックス : GeForce® GTX 1070(8GB)
■メモリ : 8GB PC4-17000 DDR4 SODIMM (8GB×1/デュアルチャネル)
■SSD : 240GB Serial ATAIII
■チップセット : インテル® HM170 Express
■本体寸法 幅×奥行き×高さ(mm):385×271×28.8 (折り畳み時)
■重量:約3.1kg
■電源 : 12.4W(標準時)、230W(最大時)
外部インターフェイス
■カードリーダー;マルチカードリーダー(右側面×1)
■USB3.0:3 (左側面 ×2、右側面×1)
■USB3.1:2 (左側面 Type-C×2)
■イーサネット:1(1000Base-T/100Base-TX/10BASE-T(RJ-45)
■サウンド:ヘッドフォン出力、マイク入力、ライン出力