Unityは、日本時間11日午前3時より、ハリウッドで開催中のVision Summitの基調講演を行いました。
Vision Summitはゲームエンジンを提供しているUnityがVR/ARをテーマに開催した開発者会議。世界中から1,400人以上のVR/AR開発者が集まって10日、11日の2日間開催されています。
基調講演ではグーグルなどの重要人物が登壇し次々と講演を行いました。各社から発表された内容を簡単にピックアップします。
Unity
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グーグル
・Gaer VR向けの『Land’s End』などを手がけたスタジオustwoとVRのノウハウを集めて作成したアプリ「Google Cardboard Lab」のソースをオープンソースで提供
・UnityでGoogle Cardboardをネイティブサポート
・2016年夏、Project Tango搭載のスマホをLenovoと発売
Valve
・SteamVRのUnityネイティブ対応
・新しいVRレンダリングプラグインを追加することでさらなる機能の強化
・HTC Viveの開発者版Vive Preを参加者全員に配布
NASA
・VRデバイスを使い、テレイグジスタンスによって、実際に探査ロボットが見ている火星などの視界を共有し実際に火星にいる感覚で探索ができる「Telescaut」プロジェクトの発表。
Oculus
・Oculus Rift製品版予約購入者に、Unityの有料版PROライセンスを4ヶ月間無償提供することを発表
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基調講演の動画も公開されています。
https://www.youtube.com/watch?v=2hYDtxCtzdA