Valveはシアトルで開催中のSteam Dev Daysの基調講演にて新たなSteam VRコントローラーのプロトタイプを公開しました。ValveはHTCとともにHTC Viveを開発しています。
Steam VRコントローラーは、HTC Vive向けのコントローラーです。2016年4月に発売されたHTC Viveには棒状のコントローラーが付属しており、VRで手を動かすことのできるデバイスとして数々のコンテンツで利用されています。
今回、新たに公開されたのは、手に握るタイプの新型プロトタイプ(スライドもっとも右)です。上記のスライドではSteam VRコントローラーの開発の経緯が分かります。最初期の最も左側は、PCゲーム用のゲームパッドにセンサーのようなものを取り付けたコントローラー。さらにその右がHTC Viveのプロトタイプのコントローラー、HTC Vive製品版のコントローラーとにているがやや形状の異なるもの、と並んでいます。
Valveはさらに、ポジショントラッキングを可能にし、部屋サイズのルームスケールのVR体験を可能にするセンサー「ベースステーション」にも言及。2017年には新型が登場することをほのめかしました。
正式な発表が行われたわけではありませんが、HTC Viveの次世代モデルもしくは次世代の周辺機器が2017年には登場することは間違いないようです。