UE4.17リリース、ARKitサポートや第三者視点スクリーン追加

8月7日、ゲームエンジンUnreal Engine 4の最新版となるバージョン4.17がリリースされました。

VR/AR関連機能では、Appleが展開するiOS用AR機能向けの開発ツールARKitへの実験的対応や、テレビ・モニターにVR体験者とは別のカメラを表示する「スペクテイタースクリーン」などが追加されています。

ARKitを実験的サポート

また、アップルがiOS11で対応予定のARKitの実験的なサポートを開始しました。WWDCで行われたデモ「Wingnut AR」はUnreal Engineで制作されており、同開発チームの作業をもとに実装が行われているとのことです。

https://www.youtube.com/watch?v=S14AVwaBF-Y

さらに同様にグーグルのAR機能であるGoogle Tangoを扱うためのプラグインも実験的に追加されており、6軸モーショントラッキング、エリアラーニング、環境再構築、その他のTangoの機能をサポートしています。

なお今回のARKitサポートやGoogle Tangoプラグインは開発段階の実験的なものであり、APIやインターフェースは今後変更となる可能性があります。

三人称視点で周囲の人にも分かりやすく

スペクテイタースクリーンでは、PlayStation VR用ソフト『THE PLAYROOM VR』で使われていた“ソーシャルスクリーン”のような機能を提供します。

これを用いると、VRプレイヤーはヘッドセットを通して一人称視点で、周囲の人にはテレビやモニターを通して三人称視点で見えるといった、異なるカメラの扱いを実現することができます。

以下のデモでは、三人称視点と一人称視点での見え方の違いが実践されています。

https://www.youtube.com/watch?v=KHqXef1VK9o

スペクテイタースクリーンでは単に観衆が分かりやすく体験の様子を見られるだけでなく、『THE PLAYROOM VR』のようにVRプレイヤーとモニタープレイヤーで分かれて遊ぶことも可能です。

その他のVR関連機能としては、バーチャルカメラを通した視界をVR空間内から見ることが出来るVRカメラプレビューの追加、Daydreamでのパフォーマンスを向上させるダイレクトマルチビューのサポートが行われました。

https://www.youtube.com/watch?v=W99HHWwMxq4

(参考)
Unreal Engine 4.17 Adds VR Spectator Screen, ARKit Support / UploadVR(英語)
https://uploadvr.com/unreal-engine-4-17-adds-vr-spectator-screen-arkit-support/

Unreal Engine 4.17 Released! / Unreal Engine Blog(英語)
https://www.unrealengine.com/ja/blog/unreal-engine-4-17-released

関連するキーワード: ARKitiPhone ARUnreal Engine 4

この記事を書いた人

  • 力触覚を中心としたバーチャルリアリティを専攻する学生。幼少期から趣味でゲーム開発を行い、やがてVRにたどり着く。現在はコンテンツ開発やデバイス開発を勉強中。

    Twitter:@FoltTenor

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