UE4のVR対応の今後 VR映画やVR教育への進出に関心

12月15日、VR開発にも使用されているゲームエンジンである「Unreal Engine(UE)」のVR開発に関するイベント「UNREAL VR DEV DAY」が中国で開催されました。

エピック・ゲームズの中国地域取締役吴灏氏

会場では中国AMDのVR技術マネージャー冉锦氏、ソニーの技術マネージャーJames Wang氏、など業界関係者が、技術面においてVR開発の経験を発表しました。

エピック・ゲームズのVR/AR技術マネージャーのNick Whiting氏も、同社が初めて公開したVRゲーム『Robo Recall』を例にとり、開発者向けのVRゲーム開発の知見を語りました。例えば、コントローラーのデザインは利用者の手になじむようにすること、コントローラーの感度も重要、ゲーム画面で銃を移動する時にディレイを加えた方がより自然に見えるなど、様々な経験を発表しました。

AMD中国地域VR技術マネージャー冉锦氏

エピック・ゲームズ中国地域取締役の吴灏氏によると、今後Unreal Engine4は、特にVR映画・テレビとVR教育など非ゲーム領域の応用を広げる予定とのこと。エピック・ゲームズ社は2017年の中国のゲームショウ「China Joy」の前にVRハッカソンなどを行う予定で、さらに多くのVR開発者を集めること。

エピック・ゲームズ社のUnreal Engineが、なぜいま非ゲーム領域に参入するかという質問が挙がると、VR映画・テレビや教育におけるVR市場は将来性があり、とくに「VR+教育」に興味がありエピック・ゲームズ社と協力したいという業界関連者も少なくないと吴灏氏は述べました。

そして、国内ゲーム開発者にとって、経験や技術が足りないことは問題ではなく、本当に重視すべきなのは、利用者のニーズ把握と開発にベストを尽くしたいという態度です。高品質なゲームを追求する精神と態度がないと、良質なVRゲームはできないとのこと。

また、Unreal EngineとUnityの競合に関して、Unreal EngineもUnityもVRコンテンツ市場を広げていくという考えに従うため、開発者は好きに選んで欲しいと述べました。エピック・ゲームズ社はこれからPCでのVR開発者だけではなく、モバイル端末の開発者向けにも施策を打ちたいとのことです。

エピック・ゲームズ社VR/AR技術マネージャ Nick Whiting氏

今回のイベントで、James Wang氏による「PSVRでVRコンテンツを開発するには」という講演が行われました。吴灏氏はインタビューの最後に「PSVRの影響力は大きく、業界を率いる働きをしています。PSVRの成功はVR産業自体の成功にも貢献できるでしょう」と話しました。

なお、同じくゲームエンジンメーカーであるUnityも同日、「Unity Vision VR/AR」を中国で開催しています。

(参考)

エピック・ゲームズ吴灏:UE4将向教育、影视等非游戏VR领域渗透

http://news.87870.com/xinwennr-17275.html

※Mogura VR は、87870.comとパートナーシップを結んでいます。

この記事を書いた人

  • 日本語学科在籍の中国人です。機械と技術にロマンを感じながら、世界を変える可能性が潜んでいると信じています。来年の日本留学に期待し、日々ワクワクしています

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