Twitter、360度ライブ配信に対応 体験の共有へ

12月29日、Twitterは同社が提供するライブストリーミングサービス「Periscope」に360度のライブストーリーミング機能を実装しました。現在、実装は一部のユーザー向けに留まっています。PeriscopeはTwitterでの埋め込みが可能なため、360度のライブストリーミング動画をTwitert上で投稿、視聴できるようになることを意味します。

人気Periscopeユーザーが最初の360度ライブストリーミングを実施

TwitterユーザーでPeriscopeのナンバー1ユーザーであるAlex Pettitt氏は、Periscopeで世界初の360度ライブストリーミングを行いました。

連れの女性とフロリダのビーチを歩く様子を360度ライブストリーミングするAlex Pettitt氏。中継時間は23分ほど。投稿によると、12.5万人のユーザーがこの360度ライブストリーミングを視聴していたようです。

使用しているデバイスは、iPhoneに直接装着することのできるInsta 360 Nano。現在、Periscopeの360度配信機能はInsta 360 Nanoにのみ対応しています。

具体的にどのような手順で中継をしているかは不明ですが、Insta 360 Nanoをスマートフォンに接続し、そのままPeriscopeアプリから配信を開始していると推測されます。

SNSは360度ライブストリーミングによる“体験”の共有へ

TwitterとPeriscopeでは今後、360度ライブストリーミング動画に「LIVE360」のマークが掲載されます。

スマートフォンで視聴する場合、スマートフォンを傾けて映像を動かして見ることで没入感の高い体験の共有が可能になります。Periscopeの公式ブログでは、「発信者の視点を視界を共有して体験する、実際にそこにいる体験の実現に一歩近づいた」としています。

360度ライブストリーミングにより、自分が行くことのできない場所に行ったような体験ができるほか、周囲の状況をよりわかりやすく伝えられるようになることで、人と人同士のつながり方が変わるとしています。Periscopeの公式ブログでは、「(360度ライブストリーミングでは動画の中の人々が)微笑んでいたら、見ているあなたも微笑むでしょう。そして大笑いしていたら、(つられて)大笑いするでしょう」と、その場の雰囲気を共有する可能性について触れています。

現在、360度ライブストリーミング機能は限られたパートナーにのみ提供。今後、ユーザーの数をさらに増やすとのことで、ウェイトリストへの登録も可能となっています。

SNSでは、Facebookも12月12日に360度ライブ中継機能「Live 360」に対応しています。

(参考)

Check out live 360 video on Twitter

https://blog.twitter.com/2016/check-out-live-360-video-on-twitter

Introducing Live 360 Video

https://medium.com/@periscope/introducing-live-360-video-a74be5c821cb#.xxq7sic5e

Twitter Quietly Flips The VR Switch: 360 Live Streaming Now Available on Periscope

http://uploadvr.com/twitter-flip-vr-switch-live-stream-360/

この記事を書いた人

  • 慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、環境省に入省。環境白書の作成等に携わる。ECベンチャー勤務を経て、現Mogura VR編集長、株式会社Mogura代表取締役社長。
    現実を進化させることができるVRに無限の可能性を感じ、身も心も捧げている。これまでに体験したVRコンテンツは展示、配信合わせて500作品以上。現在ももちろんコンテンツを体験し続けており、VR業界の情報集約と提供、コンサルティングに強みがある。また、海外の主要なVRイベントでは必ず現地に足を運び、取材やネットワーク構築を行っている。2016年は6回渡米。

    Twitter:@tyranusii

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