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AR/MR 2017.12.10

『TweetReality』ツイートが空中に出現する不思議なARアプリ

アップルが今年6月に発表し、9月のiOS 11から使えるようになったARプラットフォーム「ARKit」は、徐々にその対応アプリが増えつつあります。今回紹介するのは、ツイートをAR(拡張現実)に可視化するiOS向けアプリ「TweetReality」です。

Product Huntが開発したTweetRealityは、iPhoneの画面を通してツイッターのフィードがまるで半球のような形に、自分の周囲に表示されます。それぞれのツイートに対してはリツイートやお気に入りなどをしたり、自分でツイートを書き込むことも可能。まるで、トム・クルーズが主演した映画『マイノリティ・リポート』の一場面のようです。

さらに、アプリにはVRヘッドセット用に画面を2分割する機能も搭載。アプリの説明には特に対応製品などは記載されていませんでしたが、「Google Cardboard」対応のいわゆるスマホ用VRゴーグルを利用すれば、さらにARへと没入できそうです。

このようなSNSとAR/VRとの連携についてはフェイスブックが力を入れており、Oculus Rift向けソーシャルVRアプリ『Facebook Spaces』のベータ版を発表しています。今後はよりSNSとAR/VRが近づくのかもしれません。

「TweetReality」は無料で配布されており、日本のストアからもダウンロードできました。個人的にも試してみたのですが、なかなか興味深いアプリでしたよ。

(参照)
App Store / TweetReality
https://itunes.apple.com/us/app/tweetreality/id1295207318?mt=8

The Verge / You can now use Twitter in augmented reality, in case your life isn’t bleak enough(英語)
https://www.theverge.com/2017/12/7/16745748/tweetreality-twitter-augmented-reality-client-ios-arkit


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