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VTuber 2019.03.05

新人VTuber「斗和キセキ」が巻き起こした一夜の奇跡。きっかけはモビルスーツ “アストレイ レッドフレーム改”

VTuber(バーチャルユーチューバー)として先日活動を開始した斗和キセキさんが、あるきっかけを理由に大きな注目を集めています。Twitterのフォロワー数はたった1日で5万人を突破、YouTubeチャンネル登録者数は2万5千人を突破しています。

斗和キセキさんは、キャラクターデザインにイラストレーターの泉彩さん、プロデュースにマルチクリエーターのじーえふさんを迎えて3月1日にVTuberとしてデビュー。実写のバンドと交えた「RAINBOW GIRL」のカバーMVや、自己紹介動画で悪役プロレスラーと共演する異色の動画を上げるなど、活動開始当初から注目されていました。

「アストレイ レッドフレーム改に似てる」というツイートがきっかけでバズる

好スタートなデビューを切った斗和キセキさんですが、ファンからは背中にある謎の三角形は一体何だと話題に。MVでもキセキさんの背中を浮遊しており、その姿が「機動戦士ガンダムSEED ASTRAYシリーズ」のモビルスーツ「アストレイ レッドフレーム改」に似ているとのツイートが注目されました。

本人がファンからネタに乗っかってツッコんだことから、「斗和キセキ=アストレイ レッドフレーム改」の図式ができあがり、Twitterで大きな注目の的に。ここからフォロワー数が伸び始めますが、キセキさんがフォロワー数が伸びるたびにネタを投稿したり、レッドフレームのガンプラやコミックを買ったりしたことから、フォロワー数がさらに加速。Twitterのトレンドにハッシュタグ「#towakiseki」と「レッドフレーム改」が同時に入るという珍事が発生します。

VTuberやマンガ家、果てはサンライズまで巻き込んだお祭り状態

まさかのレッドフレーム改の影響でバズったことに困惑するキセキさんでしたが、その様子はTwitter界隈に一気に広まります。ホロライブ所属の人気VTuber白上フブキさんはガンダムシリーズが好きなことから、キセキさんに早速反応してファンアートを投げかけます。

また、「ポプテピピック」の作者で知られる漫画家・大川ぶくぶさんや一足先にバズった新人VTuberのピンキーポップヘップバーンさんもネタに反応。さらに企業もこの流れに乗っかり、ガンダムのお膝元であるサンライズライツ営業部の公式Twitterも登場します。

VTuber周りでは「何か背負ったらバズる」「ガンダムになればバズるのでは?」「ガンダムになりたい」と謎の話題が広まり、とりあえず何かを背負うVTuberが出現したり、ソーシャルVRの「VRChat」ではみんなで三角形を背負う集会も発生しました。

一気に注目を浴びた斗和キセキの明日はいかに?

この一夜の騒動の結果、キセキさんは5万人以上のTwitterフォロワー数と2万5千人以上のYouTubeチャンネル登録者数を獲得し、その数はいまだ伸び始めています。この状況にプロデューサーのじーえふさんやスタッフも大いに困惑。その一方で、スタッフがレッドフレームとおそろいの三角形を用意する遊び心も。

爆発的なヒットとなった斗和キセキさんですが、ネタツイートを的確にさばくユーモアのセンスや初回動画のオリジナリティなど、この流れに負けないほどの本人の強い個性とバイタリティがあったことこそが要因と言えます。じーえふさんの「彼女の存在は間違いなく何かを変えるという確信がある」との言葉通り、「RAINBOW GIRL」のカバーからうかがえる熱唱からは、単に偶然はやっただけでは済まない、2次元と3次元の壁を壊してくれる“何か”を感じさせてくれます。

いま大注目の斗和キセキさん。Twitterだけでなく、彼女の今後の活躍に期待です。

(参考)斗和キセキ 公式Twitter斗和キセキ YouTubeチャンネル


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