みんなでVRに絵を描こう HTC Vive向け『Tilt Brush』がマルチプレイに対応か?

VRにはまだ定石がなく、常にアイデアと実践の繰り返し――グーグルもその例外ではありません。同社が配信しているHTC Vive向け3Dペインティングソフト『Tilt Brush』の、最新開発情報が公開されました。

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※以下に紹介する機能はまだプロトタイプであり、実装が決定しているものではありません。

「マルチプレイヤーモード」

何をするにも、友達と遊ぶというのは楽しいもの。開発中の「Multiplayer mode」では、リアルタイムに他のプレイヤーとアイデアを共有し、同じ空間に絵を描いていくことができます。

共同制作はVRの現実感を高める素晴らしい体験として、力を入れて開発しているとのことです。

以下の動画では、3人以上のプレイヤーが同時にプレイしているのが見て取れます。

https://www.youtube.com/watch?v=5oHykuV9I6I

「カスタムアバター」

マルチプレイヤーモードを実装するのであれば、自身の見た目もユニークなものにしたい。

「Custom avatars」機能によって、自身の見た目をヘッドセットに描き加えることができます。

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「ポータルブラシ」

VRヘッドセットで遊んでいる時、飲み物をどこに置いたか、周囲で何が起こっているかをパッと確認できれば便利です。

「Portal Brush」で空間を塗れば、それはたちまちViveヘッドセット前面カメラを通した現実空間の情景に変わります。

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「ポーズを取れるマネキン」

『Tilt Brush』では既に3Dオブジェクトを読み込む機能がありますが、まだそれを可動させることはできません。

「Posable manikin」を使うことで、関節で動かすことのできる木製のマネキンが現れます。

マネキンに描いた絵はその動きに追従し、衣服や表情を描き加えることができます。

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「ゾートロープ」

ゾートロープとは、まるく繋がったコマ送りの絵を回転させることで、まるでアニメーションしているかのように見せる「回転のぞき絵」です。

「Zoetrope」にコマ送りの絵をセットすることで、手軽に生き生きとしたアニメーションを作り出すことができます。

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ユーザーのアイデアも募集中

「意欲的なアイデアへの挑戦は開発・学習・改善を助けるだけでなく、なにより楽しいものだ。そしてそれはユーザーの新しい体験へと変わる」と、『Tilt Brush』クリエイティブ・ディレクターのDrew Skillman氏は述べています。

先日実装された、線が音楽に合わせビートを刻む「audio-reactive brushes」機能もまた、彼らの試みの賜物でした。

今回紹介した機能はどれも開発中のものですが、そのうちいくつかは将来のアップデートで実装予定です。

そして開発者たちもまだまだ新しいVR体験を模索中。Twitterハッシュタグ#TiltBrushで呟かれたユーザーのアイデアも、どんどん参考にしていくとのことです。

今後のアップデートにも、ますます期待が高まります。

『Tilt Brush』公式サイト
https://www.tiltbrush.com/

(参考)
The Keyword(Googleブログ) / Paint with friends: Tilt Brush’s latest prototype creations(英語)
https://blog.google/products/google-vr/paint-friends-tilt-brushs-latest-prototype-creations/

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この記事を書いた人

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    VRの道を目指す理系学生。普段はゲーム制作をしています。当面の目標は、VRの開発環境を手に入れること。Riftもいいけど、Viveも欲しい!

    Twitter:@FoltTenor