Crytek、Oculus Rift専用タイトル『The Climb』を発表。断崖絶壁を登るアクションゲーム

ドイツのゲームメーカーCrytekは、Oculus Rift製品版向け専用タイトルとして『The Climb』を発表しました。Crytek社はドイツのゲームメーカー、『Crysis』や『Far Cry』などを開発してきました。また自社のゲームエンジンCryEngineを提供しています。

https://www.youtube.com/watch?v=6hqUx2SOTAQ

『The Climb』は非常に美しくそして危険な断崖絶壁を、自分の手を操作しながら登って行くというもの。CryEngineにより遠景に至るまで非常に美しく描画された風景、下を見た時の絶望感、そして岩に手をかけて、隣の岩にジャンプをするスリル。こういた体験は現実にしようとしても、命綱なしにはとても体験できず、それでも体験しようと思う人は少ないでしょう。この『The Climb』はそうした「なかなかできない体験」をVRで実現しています。

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「手」を使うという設定から、2016年夏頃の発売を予定しているハンドトラッキング用デバイスOcuilus Touchへの対応も考慮されていると思われます。

Oculus Riftの製品版プロトタイプ向けに作られていた『Back to Dinasour island 2』も崖を登るようなゲームでしたが、さらに「崖登り」に焦点を当てた形になります。一方、これまでの技術デモに登場した恐竜の世界観は、PlayStation VR専用タイトル『Robinson:The Jouney』に引き継がれています。

https://www.youtube.com/watch?v=AOZtqDhQP44

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同社は、これまでもゲームイベント等で技術デモを展示してきましたが、2015年より本格的にVRゲームの開発に舵を取っています。2015年8月に開催されたCEDECでは開発の結果蓄積されたノウハウの共有も行っています。

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Oculus Rift、PlayStation VRに向けてそれぞれ専用タイトルを制作しているCrytek。それぞれの作品がどの程度の完成度になるのか注目です。

(参考)
Crytek公式 / Adrenaline and adventure collide in Crytek’s Oculus Rift Title, “The Climb”
http://www.crytek.com/news/adrenaline-and-adventure-collide-in-crytek–s-oculus-rift-title—the-climb

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この記事を書いた人

  • KFtb1VIM

    慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、環境省に入省。環境白書の作成等に携わる。ECベンチャー勤務を経て、現Mogura VR編集長、株式会社Mogura代表取締役社長。
    現実を進化させることができるVRに無限の可能性を感じ、身も心も捧げている。これまでに体験したVRコンテンツは展示、配信合わせて500作品以上。現在ももちろんコンテンツを体験し続けており、VR業界の情報集約と提供、コンサルティングに強みがある。また、海外の主要なVRイベントでは必ず現地に足を運び、取材やネットワーク構築を行っている。2016年は6回渡米。

    Twitter:@tyranusii

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