VR動画 2016.09.19

美女に囲まれる幸せ TGS2016のコンパニオンを360度カメラで撮影してきた

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FULLERブースのお二人には仲よく横並びでの撮影をお願い。スマホ×セルカ棒での自撮りによくある上からのアングルをやめ、逆に少しカメラを覗き込むようにして撮ってもらっています。

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エピック・ウォーブースではMobile Strikeのコスプレをしたお姉さんがいました。二人に向かいあってもらい、一人はカメラに銃を、もう一人はカメラ目線で自身の額に銃を向けてもらいました。物語のワンシーンのような臨場感です。

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Monster Energyブースのお姉さんたちはライトをバックに撮影。Gear 360での撮影は、天井や周囲の照明が映り込むと画面全体が白みがかってしまい苦労しました。

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会場を歩いていると、一段高いところに悪魔のような翼を備えたかわいらしいコンパニオンさんが座っていました。すかさずカメラを渡して、いつもより少し高いところからの撮影。一人称では自分が宙に浮いているように見えると思います。

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ALIENWAREブースのお姉さん。壇上に独り、堂々と座ってポーズを決めていました。キメ顔で少しだけ見下ろすようなポーズで撮影。

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4Gamer.netの彼女たちは女子会を開いているごとく、ピースサインを中央に集めてもらい、それを輪の中心から撮影。一人称で見れば、より一層囲まれている感じを体験できます。

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アノニマスコードのキャラクターコスプレをしたコンパニオンさん。個性豊かな衣装に囲まれて華々しい絵が取れました。

360度撮影を終えて

会場で写真を撮りまわっていて気が付いたことは、昨年に比べて360度写真・360度全天周カメラの認知度が上がっていることです。まだまだ知らない人の方が多いのは事実ですが、コンパニオンさんが複数人いたら、そのうちの1人は知っている、という状況も珍しくありませんでした。なお、回ったブースには、現状VRとは関わりのない企業のブースも多く含まれています。

昨年のTGSコンパニオン撮影では、360度全天周カメラの認知度が今年よりずっと低いものでした。どんな写真が撮れるのか・どんな撮影が行われるのか分からないために不審に思われ、撮影を断られる場面もあったそうです。しかし今年は不審に思われることはほとんどなく、スマホやGear VRを用いて全天周の写真を見せると、むしろ喜んで撮影を許可してくれました。

とはいえ、360度写真はまだまだ一般的ではないためか、「どこを見ていればいいのか?」「誰がシャッターを切るのか?」などと戸惑われることも多かったのが実際のところ。特に複数回言われたのは「私はこのカメラをくるくる回す必要があるのか?」という質問でした。Gear 360に複数のレンズが搭載されており、シャッターを一回切るだけでで360度全天周の写真を撮れるとは認識されていなかったようです。

また、構図やポーズに関してもまだまだ知見が少なく、「どうすれば面白い・見栄えのする写真が撮れるのか」という問題については考察の余地が大いにあります。慣れていないのは撮る側でけでなく、撮られる側も同じで、カメラとの距離感、ポーズの角度などが分からないため「どうすれば自分がちゃんと映るのかわからない」という問題が付きまとい、終始手探り感のある撮影でした。

なお今回の企画では360度動画の撮影は行っていませんが、動画でもまた、これまでにはない面白い作品を作りだすことができそうです。

※本記事での写真撮影にはサムスンの360度カメラGear 360を使用しています。また、記事中への写真の埋め込みにはInsta VRを使用しています。


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