株式会社バンダイナムコエンターテインメントは、人気RPG『テイルズ オブ』シリーズの世界を体験できる「テイルズ オブ VRカフェ 」を3月1日より開催します。
VRカフェでは『テイルズ』シリーズのキャラクターに会えたり、キャラクター同士の寸劇を目の前で見たりといったVR体験ができます。また、作品シリーズの料理をモチーフとしたフードメニューも提供されており、『テイルズ』シリーズの世界観を体感できるイベントになっています。
本記事では、東京・秋葉原の「アニON STATION AKIHABARA本店」にて行われたプレオープンの様子をレポートします。
シリーズキャラクターの等身大パネルがお出迎え
「アニON STATION AKIHABARA本店」は、JR秋葉原駅の電気街口改札からビックカメラ方面に歩いた先にあります。徒歩で約5分ほどでアクセス良好です。
今回開催されるVRカフェは『テイルズ オブ ザ レイズ』の「ミリーナ・ヴァイス」が、カフェの店長としてキャラクターや来店者をもてなしてくれるという設定です。各入場プランによって体験できる内容が変わります(店内で追加購入可能)。
VRカフェで体験できる内容は下記の通りです。
・キャラクターがおすすめメニューを教えてくれる「基本VR」
・ドリンクかフードを選べる「1オーダー」
・キャラクター同士の寸劇を見られる「VRスキット」
・VRスキット時におみやげを渡すことができ、お返しとしてプレゼントがもらえる「VRおみやげ」
店内に入ると、『テイルズ』のキャラクターたちの等身大パネルがお出迎え。各シリーズキャラクターたちが並ぶ姿はファンにとっては嬉しいですね。
ルークとユーリのパネルの間には、今回登場するキャラクターたちの缶バッジやアクリルスタンドなど、コラボグッズの展示が行われています。グッズは総合受付で購入できます。
テーブルは1人につき1テーブル。個別に分かれているため、1人での来店も気にせずに楽しめるようになっています。店内での注文は、『テイルズ』シリーズに登場する通貨「ガルド(1ガルド=200円)」を使って行います。カフェの開店時間前に、使いたい分のガルドを両替しておくとスムーズに体験できます。
カフェの開店時間になると、店内のモニターに「ミリーナ」と「イクス・ネーヴェ」が登場。ゲームの会話シーンのように進んでいき、今回のカフェについての説明がされます。いよいよ、VR体験へと移ります。
VRで『テイルズ』の世界を体験
VR体験はスマートフォンを使うタイプのVRゴーグル「Gear VR」で行います。デバイスの扱い方や説明については店内のスタッフが教えてくれるので、VR体験が初めてという人でも安心です。
VRデバイスを装着すると、目の前にカフェの扉が現れます。スタッフの合図に従い、デバイスを操作することでVR体験が始まります。
VRコンテンツはカフェの店内からスタートします。カフェの店内を見回してみると、『テイルズ』シリーズのキャラクターたちが休憩している様子を見ることができます。奥のテーブルに座っている「ミクリオ」に視線を送ると、手を振って答えてくれました。
その後店長のミリーナに迎えられ、会話をしていると「特別ゲストキャラクター」が登場します。この特別ゲストは体験する時間帯によって異なるキャラクターが登場。筆者が体験した時間帯は「ルーク」が登場しました。
キャラクターからの冒険や戦いに関する質問に答えていくと、おすすめメニューを教えてくれます。この段階で注文が決定するわけではないので、気軽に答えることができます。おすすめメニューを紹介されたところでVR体験は終了します。
コラボメニューは、各キャラクターをイメージしたドリンクや、作品に登場する料理をモチーフとしたフードが揃っています。筆者は、ルークのコラボドリンクとマーボーカレーを注文しました。
ガルド、または「1オーダー」チケットで注文。
ルークのコラボドリンクは、りんごジュースといちごゼリーのミックスです。グラスの上には、トレードマークも付いてきます。グラデーションが綺麗で目でも味わえました。
また、各コラボドリンクを注文するとオリジナルコースターがもらえます。
「マーボーカレー」は、程よい辛さが効いていて美味しかったです。ゲーム内に登場する回復アイテムだけはあります。今回注文したマーボーカレーには、特別ゲストである、ルークの「ティアは俺が変わるのを、ずっと見ていてくれたんだ」というセリフ付きのトッピングがされていました。
シリーズの枠を超えたキャラクター同士の掛け合いも
「VRスキット」では、特別ゲストとユーザーが選択したキャラクター同士の掛け合いを見ることができます。シリーズの枠を超えたキャラクターの絡みをフルボイスで見ることができます。筆者は「ユーリ」を選択し「ルーク×ユーリ」の掛け合いを見ました。会話の途中には、相づちを求められるシーンもあり、自分も掛け合いに参加している気分になれます。冒頭で体験したVRコンテンツよりも、キャラクターとの心理的な距離が近く感じられるのでオススメですね。
VRスキット中に「VRおみやげ」のチケット、またはガルドで購入しているユーザーは、特別ゲストにおみやげを渡すことができ、お返しとして「プレゼント」がもらえます。
VRはキャラクターが「自分に向かって話している」感覚になるので、自分が『テイルズ オブ』シリーズの登場人物になったかのような気分になれます。これまでモニターを通して見ていたキャラクターたちとのコミュニケーションは新鮮でした。
VRカフェは90分の入れ替え制となっています。体験前は時間が余るのではないかとも思っていましたが、あっという間の90分でした。ゆっくり楽しみたいという人は、少し速めに来店して準備を済ませておくと良いかもしれません。
VRカフェは今回の開催を皮切りに、順次展開予定とのことです。
イベントの概要
開催期間 |
2018年3月1日(木)~4月15日(日) |
場所 |
アニON STATION AKIHABARA本店 |
入場プラン |
・NORMAL:3,600円 |
予約 |
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特設サイト |
http://www.namco.co.jp/cafe_and_bar/anionstation/special/talesofvrcafe/ |