見るだけでなく解剖も VRで手術前のシミュレーション

バーゼル大学は、手術前により具体的な手術プランを立てるために、VR外科シミュレーター『SpectoVive』を開発しています。

立体的に見るだけでなく、実際に解剖できる

VRはエンターテインメント以外にも広い分野で活用が進められており、医療もその一つです。

HTC Viveを使用した『SpectoVive』では、外科医は手術前に人体の3Dモデルを用いて手術のシミュレーションをできるようになります。模型を自在に見回すだけでなく、コントローラーを用いて掴む、動かす、回す、拡大するといった操作によって、より細かく観察することが可能です。

https://www.youtube.com/watch?v=AttXbcLUyR0

VRシミュレーターが従来の技術とは一線を画するポイントは、3Dモデルの見方だけでなく、そのやり取りの仕方にあります。

例えば、はさみツールを使って自由に模型を切断し、体層の各部分を検査することができます。またX線やCTスキャンもすぐに行うことができます。

実際に解剖するように検査ができることで、より具体的な手術プランを立てる助けになるのです。

日本でも開発される医療用VR

日本国内でも、医療分野でVRを活用してシミュレーションに取り組んでいる企業があります。株式会社HoloEyesは、医療用のCTスキャンデータを活用して、医療のトレーニングや手術中のナビゲーションをVR/ARで実現しています。

医療へのVRの活用は、学習の場でも現場でも、また痛みの緩和など効果があるとも言われており、その医療のあり方を根本的に変えうる可能性を秘めています。

https://www.youtube.com/watch?v=PDi0XXhncQc

(参考)

VR Scout / Surgeons Can Now Prep for Surgery in VR(英語)

http://vrscout.com/news/surgeons-can-prep-surgery-vr/

この記事を書いた人

  • 力触覚を中心としたバーチャルリアリティを専攻する学生。幼少期から趣味でゲーム開発を行い、やがてVRにたどり着く。現在はコンテンツ開発やデバイス開発を勉強中。

    Twitter:@FoltTenor

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