ソニー・ミュージックエンタテインメントは、身体運動を伴う体験型 VR コンテンツの制作会社である株式会社ハシラスと、資本提携並びに包括的業務提携を行ったことを発表しました。
ロケーション・ベースVR 市場拡大のために
本資本・業務提携により、ソニー・ミュージックエンタテインメントが保有するアニメ・音楽・キャラクターなどの IP を活用するなどして新たな VR コンテンツを制作。アニメや映画のワンシーンに入り込んだような革新的な VR 空間を創造することによって、これまでにない感動体験を提供していきます。
そして、こうした VR コンテンツによる体感エンタテインメントを、日本国内のみならず海外でも事業展開していくことで、ロケーション・ベースVR市場のさらなる拡大を目指すとのこと。ロケーション・ベースVRとは、ヘッドマウント・ディスプレイによる VR 映像と、乗り物や武器などのアトラクション設備機器を連動させ、よりリアルな体感を提供する VR エンタテインメントのことです。
実力派の制作会社
ハシラスはOculus Riftが開発機の頃から体感型VRコンテンツを制作。乗馬レースを体験できる『Hashilus』（ハウステンボス）、大砲の中に入って東京を駆け抜ける『TOKYO弾丸フライト』（サンシャイン展望台）、魔法の絨毯に乗って複数人でプレイする『ソロモンカーペット VR』（VR PARK TOKYO）などこれまで非常に多くの体感型VRコンテンツを手がけてきました。
なお、アメリカ・テキサス州オースティンで開催される世界最大のクリエイティブ・ビジネス・フェスティバル SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト) 2017 にて、アトラクションの展示・公開を行うとのこと。アトラクションは、VR 空間の中で宝探しをする新コンセプトのアトラクション「ゴールドラッシュ VR」。期間は3 月 12 日～14 日です。
