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活用事例 2017.02.05

ソーシャルVRゲーム『Rec Room』500万ドルの資金調達

シアトルのVRスタジオAgainst Gravityは、ソーシャルVRプラットフォームである『Rec Room』を開発するためシードラウンドで500万ドルの資金調達しました。

サバゲーやスポーツを楽しむソーシャルVR

『Rec Room』は、Oculus Rift及びHTC Vive向けに開発中のマルチプレイ・アクティビティゲーム。

世界中のプレイヤーが集まって、ドッジボール、ディスクゴルフ、サバイバルゲームなど、様々な遊びが楽しめるソーシャルVR体験です。

https://www.youtube.com/watch?v=nPb6XoJN9KQ

本タイトルは昨年6月始めにプレイ無料でアーリーアクセスが開始してから、Steamでは2月4日現在“圧倒的に好評”(939件)の反響がありました。

Rec Roomを開発するAgainst Gravityは、今回「ソーシャルVRの未来を作り続けるために」500万ドルの資金を調達したとしています。

スタジオによると、2016年の後半に100,000人以上のユーザーがレコーディングルームを訪れ、100万以上のゲームをプレイし、100万以上のハイタッチを交換し、お互いに約10億のペイント弾を発射しました。

居心地のいいソーシャルVRプラットフォームを目指して

将来のプラットフォームの改善には、ユーザーエクスペリエンスの合理化とトローリング(荒らし)やハラスメントを最小限に抑えるシステムの改善が含まれます。

Against GravityのCEOであるNick Fajt氏は、「遊ぶ仲間を探し、新しい友達を作ることをより簡単にしたいです。私たちはまた、身近な友人とも、VRでの友人とも交流する方法をもっとたくさん用意したいと考えています」とブログで書いています。

「ユーザーの力を借りて、個人個人の好みに基づいて特定の状況を管理し、一般的な悪いやり取りを最小限に抑えるために幅広いコミュニティの動向を理解するのに役立つアクティブシステムとパッシブシステムの両方を改善し、拡張していきます」

また氏は、『Rec Room』の無料配信を今後も続け、「誰もが参加できるコミュニティ」にしていきたいと述べています。

・『Rec Room』公式サイト
https://www.againstgrav.com/rec-room/

(参考)
Road to VR / ‘Rec Room’ Studio Raises $5M “to continue to build the future of Social VR”(英語)
http://www.roadtovr.com/rec-room-raises-5m-continue-build-future-social-vr/

※Mogura VRはRoad to VRとパートナーシップを結んでいます。


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