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テック 2017.02.10

Snapchat、風景やモノも認識して合成するAR機能を開発中


写真投稿SNSのSnapchatが、新たに顔認識のように“モノや風景を認識して合成”するWorld Lenses機能のアップデートを開発中です。

撮った水面にクジラを合成できる風景認識技術を開発中

Snapchatは海外で若者を中心に広く利用されているSNSで、顔認識機能による写真合成や360度動画の広告を導入するなど、拡張現実(AR)にも力を入れています。

同社が新たに発表した、顔だけでなく現実世界のオブジェクトや風景に画像を重ね合わせることを可能にする機能は、World Lenses機能のアップデートとして提供予定。

今のWorld Lenses機能では雪や葉が画像の上に落ちるような効果を重ねられる程度ですが、新機能では建物や様々な風景などの特定の環境要素に、別の画像を投影することができます。

たとえば、飛行機や宇宙船が撮った写真の空に入り込んだり、湖の表面にクジラが浮かび上がるような合成写真が手軽に取れるようになります。現在は開発中とのことで、撮影者も風景に混ざれるようになれば、話題の機能となりそうです。

(参考)
VRScout / Snapchat Expanding Its AR Feature With Advanced Lenses(英語)
http://vrscout.com/news/snapchat-expanding-ar-feature-advanced-lenses/

※Mogura VR は、VR Scoutとパートナーシップを結んでいます。


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