Home » 米国テーマパークのVRコースター「Six Flags」先行稼働開始、年内700万人が体験の見込み


イベント情報 2016.03.27

米国テーマパークのVRコースター「Six Flags」先行稼働開始、年内700万人が体験の見込み

Six Flags

アメリカで複数展開するテーマパーク「Six Flags」が2016年春から新たにVRコースターを稼働させるという発表は、先日Mogura VRでも紹介しました。既にその何か所かにおいて、テーマパークの年パス所持者を対象にした先行運転が実施されています。

(今春6か所で正式稼働予定、VRコースターのコンテンツ1つめ「New Revolution」)

Six Flagsはサムスンをパートナーに迎え、計9か所にてVRコースターを稼働する予定です。9つの異なるコースターはどれも、既にそこで活躍していたアトラクション。Gear VRを装着して乗ることで、新しい楽しみ方ができます。

実際の様子。Magic Mountainというこのコースターは南カリフォルニアのSix Flagにあり、1976年に稼働を始めたもの。

テーマパークのデザインディレクターであるSam Rhodes氏は、今年だけでも750万人の人に遊んでもらえるだろうと語っています。なお夏ごろまでには、コンテンツの2つ目である「SUPERMAN」シリーズも、残る3か所のテーマパークで順次稼働予定です。

体験したUploadVRのライターによると、VRの映像とコースターの動きは完全に同期しており、違和感も不快感も全くなかったそうです。

Six Flags

Gear VRの2本のサイドバンドに加えて、搭乗者の首に輪上のバンドもかけて、ヘッドセットをしっかりと固定します。

Six Flags

ヘッドセットは1回使われる度に綺麗にし、清潔を保ちます。

Six Flags

ジェットコースター特有の身長制限もさることながら、VRHMDが子供の目に及ぼす影響(参照記事)を考慮し、13歳の年齢制限が設けられています。

Six Flagsで稼働していくVRコースターに使われている技術は、ドイツのVR Coaster社のもの。

(関連記事)
米テーマパーク「Six Flags」、サムスンと協力してVRコースターを展開
http://www.moguravr.com/six-flags/

USJできゃりーぱみゅぱみゅのかわいい世界を激しく疾走。世界初のリアルライド×VRが公開
http://www.moguravr.com/usj-xrride-report/

(参考)
More Than 7 Million People Will See VR At Six Flags Parks In 2016 – UploadVR
http://uploadvr.com/vr-roller-coaster-six-flags-7-million-samsung/


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード