iPhoneに装着する360度撮影用レンズ「SHOT」登場。静止画360度、動画は235度まで。

KickstarterでiPhoneにレンズをとりつけて360度撮影を行う「SHOT」がキャンペーンを開始しました。

https://www.kickstarter.com/projects/shot/shot-turn-your-iphone-into-a-virtual-reality-camer

360度撮影されたコンテンツを共有する場は、Youtube、Facebookが360度動画に対応、Flickrが360度静止画への対応を検討など徐々に整備されつつあります。再生はブラウザやスマートフォンでも簡単にできるようになってきました。

Facebook、360度動画に対応。まずはスターウォーズの公式動画から

Youtube、360度動画に対応。まずはAndroidから

しかし、撮影するとなると、360度を撮影するための機材を揃えなければならず、まだ簡単に撮影ができる環境にあるとはいえません。例えばアクションカメラのGoProを複数台組み合わせると10万円以上の費用がかかります。敷居は徐々に下がりつつあり、リコーが発売しているTHETAは3~4万円で高品質な360度全天周撮影を可能にします。

さらに簡単に360度撮影を行うとしたらどういう方法があるでしょうか。そこに着目したのがこの「SHOT」です。専用のカメラを使うのではなく、手元にあるiPhoneにレンズを装着して360度を撮影します。iPhoneの前面と背面にある2つのカメラに魚眼レンズを装着し、スマホのアプリで撮影を制御、1枚の写真、動画としてつなぎ合わせます。

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開発チームは理想の魚眼レンズを求め、2015年のプロジェクトスタートから数ヶ月の試行錯誤を繰り返しました。その結果、iPhoneでは通常75度しか撮影できないところを、静止画360度、動画235度という広い視野で撮影することを可能にしています。

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iPhone6以降に対応。VR用の出力もできるため、Googleが提供するスマホ用のVRヘッドセットCardboardでの閲覧も可能です。このSHOTが専用カメラを必要としないことで、一気に手軽に360度撮影が可能になります。

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出荷は2016年4月を予定しています。

Kickstarterで寄付を行ったbackerへの主な報酬は以下の通りです。10月29日まで、目標金額は89,890ユーロ(約1200万円)です。

55ユーロ 「SHOT」1つ、Google Card board1つ(先着順、記事執筆時点で売り切れ)
75ユーロ 「SHOT」1つ、Google Card board1つ(先着順)
90ユーロ 「SHOT」1つ、Google Card board1つ

※Kickstarterを利用する際は、説明をよくお読みいただいた上で自己責任でお願いします。

新型THETA Sは予約受付中

この記事を書いた人

  • KFtb1VIM

    慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、環境省に入省。環境白書の作成等に携わる。ECベンチャー勤務を経て、現Mogura VR編集長、株式会社Mogura代表取締役社長。
    現実を進化させることができるVRに無限の可能性を感じ、身も心も捧げている。これまでに体験したVRコンテンツは展示、配信合わせて500作品以上。現在ももちろんコンテンツを体験し続けており、VR業界の情報集約と提供、コンサルティングに強みがある。また、海外の主要なVRイベントでは必ず現地に足を運び、取材やネットワーク構築を行っている。2016年は6回渡米。

    Twitter:@tyranusii

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    http://www.moguravr.com/writers/