VRを「自分の足で歩く」クラブセガ秋葉原の『MORTAL BLiTZ FOR WALKING ATTRACTION』徹底ガイド

2017年6月17日よりクラブセガ秋葉原新館に開設された『SEGA VR AREA AKIHABARA』。第一弾コンテンツとして『MORTAL BLiTZ FOR WALKING ATTRACTION』がサービス提供されています。今回、Mogura VR取材班で体験する機会がありましたので、その様子をレポートします。

『MORTAL BLiTZ FOR WALKING ATTRACTION』とは、韓国のSkonec社が開発したVRFPSゲーム。VR空間とリンクした現実空間を自由に動き回りつつ、銃型のコントローラーを手に敵との戦闘を行うことで、全身を使用したVR体験が可能なゲームとなっています。

Skonec社による公式紹介動画

https://www.youtube.com/watch?v=5GNTjVmxkr4

『MORTAL BLiTZ FOR WALKING ATTRACTION』紹介記事
http://www.moguravr.com/sega-vr-area-2/

「何もない空間」が戦場へ

このアトラクションがプレイできるのは、「クラブセガ 秋葉原新館」の6階です。

秋葉原電気街、中央通りのクラブセガ秋葉原新館 入口からVR AREAの案内が

エレベーターを降りるとすぐ『SEGA VR AREA AKIHABARA』です。受付やロッカー、待合スペースが並ぶ中、ブースの中のプレイエリアをのぞき込むと……あれ?ただの何もない場所にしか見えない……。いやいや、これはVRコンテンツ。ゲームが開始するとそこに何が現れるのか、逆に想像が膨らみます。


エレベーターで6Fに行くとすぐ受付 迷いません

で、その奥のプレイエリア 見た感じ何もない空間なのですが、この後……

受付をすませると、今回のプレイで身に着ける装備品があるブースへ。ここで、オペレーターの方の口調に変化が!今まで丁寧な言葉遣いで案内してくれていた方が、いきなり上官の振る舞いで説明をしてきます。こちらも反射的に「yes,sir!」と答えたくなる勢い。ゲーム開始中のアテンドも含め、オペレーターの皆さんが本当に世界観を大切にして演じてくれていて、ハードウェア・ソフトウェア以外のところでも「そのように思える」ような演出があり、ロケーション型VRのよさを実感できました。



装備品が並ぶブース

本ゲームで装着するのはバックパック型PCとHMD、ヘッドフォンマイク、グローブ、そしてガンコントローラー。HMDはPIMAX製。それぞれにマーカーが付いていて、ゲームスペースの天井についているセンサーでプレイヤーや手、ガンの位置を検知するようになっています。

グローブをはじめ、各装備品には球状のマーカーがついています。


プレイエリア全体を囲むように配置されているセンサー

外から見ると謎のプレイ風景、しかしその時HMDの中には…

一通り説明が終わると、5m×7mのプレイエリアへ誘導されます。先述の通り、何もない空間。しかし、HMDを装着し、映像が表示されると……目の前に広がるのはオペレーションンルーム。コードレスなので、360°ばっちり体を動かして見渡せます。ゲーム中のオペレーターからボタンを押してと指示されるので、ボタンがある場所に手を動かすと、(残念ながら触覚フィードバックはないのですが)視界に変化があって、別の空間に転送されます。この時点で、そこが何もない空間だということを完全に忘れてしまいました。

この後何が起きたか……を詳細に説明してしまうとネタバレになってしまうので、代わりに「何もない空間」で騒いでいるおっちゃんの様子をご確認ください。


冷静に状況を把握し銃を構える
VR空間の中でボタン操作をする

って、これだけ見てもなんだかわかりませんよね。実はこのおっちゃんには以下のような映像が映っていました。



ゲームをクリアすると、今回のミッションのスコアが表示されます。敵の撃退数と攻撃を避けた回数などでスコアがつくので、腕に自信がある方は、ベストスコアを狙ってみては!

VR空間を「自分の足で歩ける」意味

このゲームの特徴は、「自分の足で歩ける」 ウォーキング型VRアトラクションであること。東京ジョイポリスにある『Zero Latency VR』のように、フリーローミングであるという点です。

この『MORTAL BLiTZ FOR WALKING ATTRACTION』では、ゲームの進捗状況に応じて歩き回れる範囲は決まっています(外に出ようとすると警告が表示される)。しかしそれをうまく使って、ストーリーとシーンの変化をうまく絡めたコンテンツを提供することができます。また、サービスの運用という観点から考えても、スタート時間に差をつけることで、限られた敷地面積の中で安全に複数人のプレイをさせることが可能になっています。

状況が分からないなか足元を確認しながら先に進む、敵からの攻撃を避けるるためしゃがんで物陰に隠れたり左右にステップをしたりする、細いところを歩く、という事ができるのはフリーロームのコンテンツならでは。

これはどういう状況なのか、現地にて確認してほしい

中でもゴンドラに搭乗するシーンにおいて、自分の意思で足を動かして乗り込むという行為が、(HMDの中の)視覚上にしか認知されないゴンドラに対し実在感を強化していました。

また、姿勢が固定されていないので、シーンが移動する時にも自分のよいようにバランスをとることができ、酔いの低減にも効果があります。

プレイ中、屋外に出るシーンがあったのですが、その時に冷たい風が当たりました。このコンテンツはそこまで再現してるのかと思って後で確認したら、ちょうどそこに空調があっただけだったのですが、偶然ですらその世界の必然に取り込んでしまうほど、没入してしまう作りこみのゲームでした。

来場者の反応は

取材したのはサービス開始して10日ほど経過した後だったのですが、店舗スタッフの方に聞いたところ、『MORTAL BLiTZ FOR WALKING ATTRACTION』はガンシューティングゲームなので、やはり男性客が9割ほどと多いそうです。ただ、最初は怖がっていた女性客も、(ゲーム中で)追い詰められてからバリバリ活躍するというケースもあるとか。また、お互いがプレイするようすを写真で撮るカップルもいるそうです。


ハイヒールなど動きづらい靴で来場しても大丈夫 クロックスのレンタルがあります

本コンテンツは、日本語だけでなく、英語、韓国語、中国語(簡体中文、繁体中文)にも対応しており、2~3割が外国からのお客さんとのこと。さすが観光地・秋葉原!

プレイ前に言語選択ができます

ここに行くからこそ体験できる本コンテンツ、やはり人気で、90分待ちになることもあるそうです。現地で整理券の配布がありますが、これから夏休みでさらに賑わうと思われます。あらかじめ余裕をもっての現地入りをするとよいと思われます。

それでは、戦場へ赴くみなさんの無事を祈って!

『MORTAL BLiTZ FOR WALKING ATTRACTION』概要

プレイ時間

8分から15分(プレイ状況により変化)※13歳未満禁止

プレイ人数

1人ずつのプレイ プレイフィールドに最大3名

プレイ料金

1,500円

場所

クラブセガ秋葉原新館 6階
〒101-0021 東京都千代田区外神田1-11-11 外神田1丁目ビルディング 6階
https://tempo.sega.jp/am/akiba-new/

アトラクション紹介ページ

https://tempo.sega.jp/tnsb/vr-area_akiba

この記事を書いた人

  • 「ゲームと社会をごちゃまぜにして楽しんじゃえ」がモットーの、フリーのコンテンツ開発者。節電ゲーム「#denkimeter」の開発担当だったり、最近はVRコンテンツも作ってます。
    本業は、アイマスP(アイドルマスターのファン)を。

    Twitter:@hitabataba

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