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VR動画 2017.02.28

キャラが園内の案内 サンリオピューロランド、360度VRコンテンツを導入


2月28日、サンリオピューロランドを運営する株式会社サンリオエンターテイメント(以下サンリオ)は、VRコンテンツ制作にVRアプリ制作サービスの『InstaVR』の採用を発表しました。

サンリオキャラが園内を案内してくれる360度PR動画制作

海外からの来客数の増加を狙って、サンリオピューロランドは、販売促進活動をたくさん行ってきました。2017年2月6日に開催されたSANRIO EXPOでは、より臨場感を味わえるコンテンツとして、360度映像を用いたPR動画を公開しました。

©’76,’99,’09,’17 SANRIO APPROVAL No.P0802143

このコンテンツは、VRヘッドマウントディスプレイのGear VRで視聴することができ、ハローキティーを始めとするサンリオのキャラクターが、園内の様子やパレードを案内するというコンテンツとなっています。

場面の移動は、Gear VR内のポイントに視線を向けるだけになっており、多言語環境でも使いやすいように設計されています。

アプリ制作に『InstaVR』を使用

360度PR動画を制作するにあたって使用した、VRアプリ制作ツールの『InstaVR』の導入効果が良かったため、サンリオはVRコンテンツ制作に『InstaVR』の採用を決定したとのこと。

サンリオは『InstaVR』の導入効果について、「InstaVRの高い生産性により、通常2~3週間かかるモックアップの制作まで1週間で完了しました。 早期にモックアップができることで、詳細まで詰める時間を多くとることができ、クオリティを向上することができました。最終的なコストと納期については、当初見積もりのそれぞれ半分で制作が完了でき、実際の納期は撮影から納品までで全て含んで3週間で実現しました。」と高く評価しています。
©’76,’99,’09,’17 SANRIO APPROVAL No.P0802143
『InstaVR』を使って、360度映像を用いたVRコンテンツを制作している様子。

『InstaVR』は、ブラウザで映像を再生しながら、ワンクリックでGear VR上に出力できるなど、シンプルかつ直感的に編集できることが特徴です。

ヒートマップ分析機能でユーザーの興味を考える

『InstaVR』の特徴である、ヒートマップ分析機能。サンリオは、この機能を用いてユーザーの興味の対象を分析し、今回のコンテンツに反映していきたいとコメントしています。


注視点ヒートマップ分析機能は、ユーザーがどこを見ているのかをサーモグラフィーのように表示します。


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