Home » 目に入れるだけのAR? サムスンが“スマートコンタクトレンズ”の特許を取得


業界動向 2019.08.08

目に入れるだけのAR? サムスンが“スマートコンタクトレンズ”の特許を取得

サムスンが“スマートコンタクトレンズ”と思われるデバイスの特許を取得したことが判明しました。これは同社が米国特許商標庁に出願していたものです。今回の特許取得の情報は、海外メディアPatently Mobileが第1報を報じており、同メディアによれば“特許の承認は、2019年7月に行われた”とのこと。


(画像引用:Patently Mobile、2019年8月8日時点)

今回特許取得が判明したスマートコンタクトレンズは、通常のコンタクトレンズと同じように装着します。スマートグラスと異なり、レンズ外に視線を動かした際、情報が見れなくなる問題が発生しないことが特徴です。

モーションセンサーも搭載

さらにPatently Mobileによれば、スマートコンタクトレンズにはカメラが内蔵されており、周囲の撮影などが可能とのこと。また同コンタクトレンズには、モーションセンサーが実装されていることが判明しています。

2019年8月現在、モーションセンサーがどのように機能するかは不明ですが、ユーザーの目の動きや目線をトラッキングし、各種機能の利用を可能にするなど、様々な可能性が考えられます。

実際に発売されるかは不明?

2019年8月現在、スマートコンタクトレンズがサムスンから正式に発売されるかは明らかになっていません。今後のサムスンの商品展開に注目が集まります。

コンタクトレンズ型のARデバイス/スマートデバイスや、サムスンのARに関する取り組みについての記事は以下から読むことができます。

(参考)Patently Mobile


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード