ラグナロクオンラインがファンによりVR化!MMORPGの世界を再現

台湾のデイビッド・タイ氏を中心としたファンの有志によって、非公式に『ラグナロクオンライン』のVR版が開発されています。現在はラグナロクオンライン(以下RO)の魅力を伝えるために、純粋な技術デモとして開発を進めているようです。

https://www.youtube.com/watch?v=-eB5690djVg

6月27日に投稿された最新の動画(ver1.8.9)

ラグナロクオンラインVR

ラグナロクオンラインは、2002年に韓国で生まれ、今なお愛され続けているMMORPG。神話ベースのファンタジーな世界とファンシーなグラフィックが特徴です。

ラグナロクオンライン VR

ラグナロクオンライン VR

『RagnaroKVR』と題されたこのプロジェクトは、ROファンによる個人・インディー開発の作品です。一週間前にアップロードされたデモ動画の再生数が30万を超えるなど、注目を集めています。

ラグナロクオンライン VR

街とメニュー画面の様子。2.5D的だったラグナロクオンラインの街並みが、UnityとHTC Viveによって完全な3D空間に。これはViveハンドコントローラ―を手の代わりにして、ステータスを調整しているところ。

ラグナロクオンライン VR

街にはNPCがいて、話しかけることもできます。この子はMMORPGではおなじみの、「倉庫」としてアイテムを預かってくれるキャラクター。

ラグナロクオンライン VR

さらに街の外にはフィールドが広がっており、モンスターも存在します。コントローラーを杖や剣に見立てて振りかざし、戦闘をすることもできます。(赤いスライム状の生物はROのマスコット的モンスター、ポリンです。)

ラグナロクオンライン VR

ラグナロクオンライン VR

既にいくつかのフィールドが用意されています。長距離の移動手段は一人称視点のVRでよく取り入れられる「テレポート」方式。コントローラーで指定した点までワープすることで、余分な移動を省き、VR酔いを軽減させるなどの効果があります。

もちろんHTC Viveのルームスケールトラッキングを活かして通常の「徒歩」での移動もできます。さらに、その場で足踏み(移動することなく走る真似をするなど)をするとゲーム内で走ることもできます。限られたスペースで長距離を移動するためのこのシステムは、デイビッド氏自ら開発した移動システムです。

https://www.youtube.com/watch?v=L9DVEKJw49M

2016年5月1日に投稿された過去のデモムービー(ver1.2.2)

https://www.youtube.com/watch?v=JfOwfLxHCXY

6月21日に投稿された動画(ver1.8.9)

ver1.8.9では、前述した「その場で足踏みをすると移動できるシステム」以外にも、モンスターのリポップシステム、インターフェースや武器のデザイン、会話システムの実装など、ver1.2.2の頃からいくつも開発の歩を進めています。

デイビッド氏は現在、こちらのページで意見やアドバイス、そして開発に協力してくれる人を募集しています。なお、今のところは商業化などの見通しはありません。

(関連記事)
Ragnarok VR is an Immersive Remake of the Biggest MMO You’ve Never Heard Of – Road to VR
http://www.roadtovr.com/ragnarok-vr-is-an-immersive-remake-of-the-biggest-mmo-youve-never-heard-of/

※米Road to VRはMogura VRとパートナーシップを結んでいます。

この記事を書いた人

  • 1tQ5TzRU

    工学専攻の大学生。好きな科目は国語。趣味は歌などの創作でボーカロイドも使います。SAOのような物語が引き起こす、自他の文脈や人と世界の関係の集積へダイブすることを切望して止みません。将来もVRの傍に立っていたいと思います。

    Twitter:@yunoLv3

    Mogura VRのライター一覧はこちら
    http://www.moguravr.com/writers/