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活用事例 2015.06.23

米ベンチャーキャピタル、VRへの投資プログラム「River」第2期のプロジェクト募集を開始

米ベンチャーキャピタル「Rothenberg Ventures」は、サンフランシスコで展開するVR関連事業のアクセラレーションプログラム「River」の対象となる次期プロジェクトを募集しています。また、VRだけでなく、ARのプロジェクトも対象にしています。

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「Rothenberg Ventures」は、サンフランシスコのベンチャーキャピタルでVRプロジェクトへの投資を積極的に行っています。VR事業アクセラレーション促進プログラム「River」では、次の投資先を決定するため、参加プロジェクト志願者を募集しています。このプログラムの実施は2回目。2015年3月から5月まで実施された1回目の「River」プログラムでは、13のプロジェクトに計130万ドルを投資しました。3か月に渡って、投資だけでなく各界のキーパーソンによる助言や、オフィスの提供などを行いました。
ムを実施。その成果はいかに(第1回)
米ベンチャーキャピタルがVR関連への投資プログラムを実施。その成果はいかに(第2回)

2回目でも同様に、1プロジェクト10万ドルの出資を受けるだけでなく、オフィスの提供、Zyngaやユニティなど錚々たるメンターたちによるサポート、などを含む総合的なプログラムが用意されています。11月にその成果を発表するハンズオンが実施されます。

米ベンチャーキャピタルがVR関連への投資プログラ

募集を開始している今回のプログラムでも、10のプロジェクトに対して総額100万ドルが投資される予定です。対象となるプロジェクトは、VR/ARのコンテンツ開発だけでなく、ハードウェアの開発、プラットフォームの整備なども含みます。次のプログラムは9月から11月の3ヶ月間で行われ、出願の締切は7月2日となります。同社は、出願に遅れた場合も一考するとのコメントをしています。

応募はこちらから(英語)

Rothenberg設立者Mike Rothenberg氏のコメント

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多くの人は、Riverプログラムに参加している会社を単に「VRの会社」と呼びたがりますが、それは見当違いです。なぜなら彼らは、他の人が解決しようとしている同じ課題に対して、違った目線からより革命的な方法で、解決しようとしているだけだからです。
例えば、ファッション業界を考えてみると、私達がオンラインショッピングをする際、現在では実際にそれをショッピングモールそのもののような場所で見られる訳ではありません。ファッション業界に対する切り口はどこにあるのでしょうか。今までVRを触った事の無い普通の女性でも惹きつけられるような業界はたくさんあります。旅行業界のような大きなセクターでは、無限の可能性があると思います。今、どうしてVR旅行会社は増えていないのでしょうか?どうして今、自動車の運転をVRで学ぶ事ができないのでしょうか。VRの可能性は非常に大きいと思っています。

(参考)
RoadtoVR//rothenberg ventures doubles down committing another 1 million to funding AR/VR(英語)
http://www.roadtovr.com/rothenberg-ventures-doubles-down-committing-another-1-million-to-funding-arvr-startups/


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