【体験レポ】シナスタジアスーツ2.0×で『Rez Infinite』が進化 光の粒子が体を突き抜ける!

【体験レポ】シナスタジアスーツ2.0×で『Rez Infinite』が進化 光の粒子が体を突き抜ける!

PlayStation VRのローンチタイトルでもあり、Game Awardを含め、国内外で様々な受賞をされてきたシューティングゲーム『Rez Infinite』。クリエイターである水口哲也氏が手がけ、PlayStation2向けシューティングゲーム『Rez』のリメイクとなります。

PlayStation 4単体でも体験はできますが、VRで体験することを想定された「Area X」と呼ばれる追加ステージがあり、宇宙空間のような暗黒空間を美しいグラフィックが彩り、まるで別世界を浮遊しているようなこれまでにない感覚になります。

https://www.youtube.com/watch?v=1G8kzgCpdd0

シナスタジアスーツはPlayStation VR対応ゲーム『Rez Infinite』(Enhance Games社)をプレイするときに着用することで「シナスタジア(共感覚)」をより強く感じるようになります。

 

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左が1.0、右が2.0。1.0はフラッシュを焚くと光を反射します。

これまでのシナスタジアスーツ1.0(以下1.0)はVRのために作られたステージ「Area X」には対応していませんでした。今回新たに発表されたシナスタジアスーツ2.0(以下2.0)が制作され、「Area X」に対応しメディア向けに体験会が行われました。

2.0を着用すると、重さは従来のものとあまり変わりません。マジックテープで密着させるため腕や膝等曲げにくくなるものの、全体としては体を少し動かしやすくなった感じです。

「Area X」以外のステージが『Rez』のゲームの中にいる感覚ならば、「Area X」は圧倒的なグラフィックスの美しさなどから、違う宇宙にいるような感覚になります。

2.0を着用することで、どう感じ方がかわるのか。期待と不安で一杯になりながらスタートさせました。

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最初の一撃を、ターゲットに打ち込むと鋭く細い衝撃が腹部を貫きました。1.0よりずっと強く細い衝撃です。まるで無数の粒子が細い針のように体を突き抜けていく感覚です。

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宇宙のような「Area X」の中を飛び回り、光の虫のような敵を撃ち、光がはじけるたびに光の粒子が体を突き抜けることを続けていると、体と宇宙が一体になったような感覚になりました。

『Rez Infinite』は目の前に人型のキャラクターを動かす三人称視点のシューティングゲームですが、敵を撃つことで発生した音がBGMに加わり曲が完成する音楽ゲームの要素もあります。音、映像、触覚の3つが一体になることで、世界と一つになる感覚でした。

一人称視点の場合、没入感が高ければ、プレイヤーとゲームの主人公との一体感が得られます。『Rez Infinite』は主人公ではなく、ゲームの世界そのものとの一体感でした。

 

 

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1.0ではゲームに夢中になると、時々衝撃を忘れてしまうこともありましたが、2.0では忘れることはありえませんでした。どれほど映像の方で激しく没入していても体の衝撃を常に感じ、更に衝撃が心地いいため、とにかく敵を撃ち尽くしたいと思える体験でした。

今回、クリエイター・水口哲也氏にお話しを伺いました。

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ーー作られるうえで苦労した点はありますか

水口哲也氏:
1.0は二層になっており、振動部分とLEDの光の部分が別々のレイヤーになっていました。それを1つにしようとしたことです。
今までの1.0は『Rez』のオリジナル部分に対応していたので、2.0では「Area X」に対応させたかった。細かい振動は「Area X」に最適化したような振動設計ができたのかなと考えています。

ーー振動が細かくなったために感じたのですが、弾けた光すべてが振動になるわけではないですよね、取捨選択はどのように判断してるのですか?

水口氏:
音楽としての気持ちよさを大事にとらえていいて、なんでもかんでも再現するより、楽しく気持ちよくすることを優先して、これは取り除こうとか、何度も体験して何度もチューニングします。まだまだチューンングしていくと思います。

ーーまだ完成版ではないということですか?

水口氏:
まだまだです。これは2.0ですが、僕らは3.0の構想を持っていて、進化させたい方向性やコンセプトが一杯あるので時間をかけても少しづつ実現化していこうと思っています。

元々シナスタジアスーツは『Rez Infinite』の体験を最大化させるために作ったものですが、他のVRや可能性も考えていきたいです。

『Rez Infinite』も半年前に発売しておしまいではなくこれからスタートだと思っていて、コンテンツとして進化もさせていきたいし、みんなと共有していきたいと思っています。

6月の日本科学未来館のドームシアターガイアでの実験も結果がどうなるかはわかりませんが、みんなで共有してみることでその先に新しい欲求が出てくると思うのです。

ほかにも色々やっていきたいと思っていて、2.0もユーザー全員に体験してもらうことはできないのですが、88名限定で体験してもらい、意見をきいて盛り上げていけたらと思っています。

――水口さんにとって『Rez Infinite』の最終形はどういったものをイメージしているのですか?

水口氏:
一生やり続けていくと思うし、進化させ続けていくと思います。今後も色んな形の『Rez Infinite』
を仕掛けていくと思います。『Rez Infinite』はスタートで、人生かけてくくらいの感じです。今後も色々な体験・経験を作っていきたいですね。

ーー個人的には宇宙ステーションなど、無重量の中で『Rez Infinite』を体験してみたいと感じました。

水口氏:
宇宙ステーションでやったらとても気持ちよさそうですね。紐がぐるぐるになってしまうから、その前にワイヤレスにしてやりたいですね。宇宙ステーションでシナスタジアスーツを着てVR、10年以内に実現するでしょう。

――更に進化したシナスタジアスーツで

水口氏:
遊泳しながら。30年後には普通になっているでしょう。

 

 

今年はTwitterなどでも色々情報を発信していくとのことです。88名限定のシナスタジアスーツ2.0体験会のチケットは、iam8bit japanが手掛ける限定『コンプリート・パック』に同梱されています。5月22日午後3時からアンコール販売されます。(残りわずかとのこと)

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製品内容 

・レコード・セット(日本語ブックレット付)
・ゲームソフト(PS4パッケージ版)
・Tシャツ(Level 01 Player Form)[サイズ:S~XXXL]
・Tシャツ(Exclusive Design by Phil Fish)[サイズ:S~XXXL]
・ピンバッジ(Player Form 00)
・ピンバッジ(Level 01 Player Form)
・【特典】CD(Area Xの楽曲中、レコード・セットに未収録の謎の音楽ユニットHydelic[ハイデリック]による「Starligt Infinite」のオリジナル曲、sasakure.UKによる同曲リミックスの2曲を収録(ボックス限定))
・【特典】非売品『Rez Infinite』ステッカー
【特典】今後東京で開催される<シナスタジアスーツ2.0(最新版)体験会>へのご招待チケット(パスカード型)

販売価格:33,888円(税込/送料別)

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箱には水口氏のサイン入り。Infinite(∞)ということで88名限定招待チケット。

VR to Dome 実験: Rez Infinite 概要

名称VR to Dome 実験: Rez Infinite
開催日時2017年6月3日 17:30から22:15(詳しいスケジュールはコチラのページから)
場所日本科学未来館 6階 ドームシアターガイア  東京都江東区青海2丁目2−3−6
定員各回100名
参加費無料
参加方法「鑑賞のみ」 予約不要「プレイヤー希望者」はコチラのページから申込み可能。(申込期間2017年5月12日(金) ~ 5月26日(金) 17:00)
主催日本科学未来館
共催Enhance Games
URLhttp://www.miraikan.jst.go.jp/event/1705101021343.html

 

この記事を書いた人

  • アニメや特撮、VR・ARが好きなだけな人です。Oculus等HMD、VR・ARの魅力を沢山の人に広めていければと思っています。

    Twitter:@kure_kure_zo

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