株式会社角川アスキー総合研究所は、アスキーブランドの公式オンラインストア「アスキーストア」にて株式会社QDレーザが開発・販売する網膜走査型レーザーアイウェア「RETISSA Display」の初の一般向け受注を開始しました。販売価格は645,840円(税込)、出荷時期は2018年秋を予定しています。
「RETISSA Display」は従来のスマートグラスと異なり、視力に左右されず、またメガネやコンタクトレンズなしでクリアな映像を見ることができます。従来のスマートグラスでは映像部分を注視すると背景のピントがズレてしまい、逆に背景を見ると映像のピントがズレる、という問題がありましたが、網膜に直接映像を投影することでこれを解決しています。
超小型プロジェクタからの微弱なレーザー光は、瞳孔の中心でいったん収束し、網膜へと直接投影されます。 この方式は眼のレンズである水晶体の状態に影響を受けにくいため、視力やピント位置に左右されずに見ることが可能になります。
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また、目に映る風景の上にデジタル映像を直接上書きすることができるため、実風景と投影映像のピントずれが起こらないようになっており、ユーザーの「見る」行為を妨げることなく、視界にデジタル情報が融合するAR体験を実現しています。
この網膜投影型ARグラス「RETISSA Display」は2018年4月に法人向け受注を開始しており、およそ4ヶ月後の8月、今回の一般受注がスタートした形となります。
主な仕様
製品名 |
RETISSA Display |
価格(一般向け) |
645,840円(税込) |
消費電力 |
5W |
バッテリ駆動時間 |
約2時間 |
外形寸法 |
アイウェア部:161×44×195mm |
重さ |
アイウェア部:約60g |
入力信号 |
HDMI(1080P) |
入力端子 |
HDMI-mini(タイプC) |
水平視野角 |
約26° |
投影解像度 |
1024×600(WSVGA相当) |
リフレッシュレート |
60Hz |
販売ストア |