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ゲーム・アプリ 2016.12.25

【HTC Vive】こんなレスキューあり?レスキュー隊員の仕事を体験する『Rescuties! VR』

今回紹介する作品は、赤ちゃんや子犬達を救出していくシミュレーションゲーム『Rescuties! VR』です。『Rescuties! VR』は火事で逃げ遅れてしまった子猫を救出したり、沈みかけた船から犬を救出したり、宇宙を漂う赤ん坊を救うといった仕事を体験できるゲーム。しかしその救出方法はとてもおおざっぱで、どんどん投げられてくる救出対象を特定の場所へ投げ返すというもの。VRだからこそ許される非常にコミカルな内容になっています。

救出対象の赤ん坊たちは容赦なく投げられてきます。プレイヤーに向かって投げられてきた赤ちゃんは、決められた場所に投げ返すことで救出成功になります。投げ返したときに重症になるでしょ!などという理屈はこのゲームには通用しません。万が一キャッチできなくても周囲にいる仲間が拾ってくれるため安心できます。

このゲームでは10ステージ以上が用意されており、様々なシチュエーションでレスキュー体験ができます。船やハイウェイ、飛行機での救出体験ができるのはVRならではと言えます。そんなところで救助活動は無理でしょ…などという理屈はこのゲームには通用しません。

赤ちゃんにもさまざまな種類がおり、普通の赤ちゃんだけでなく緑色の赤ちゃんや天使の羽が生えた赤ちゃんなどが飛んできます。VRHMDや、見たことのあるコントローラーを持った赤ちゃんも飛んできますが、現実世界ではマネしないようにしましょう。

ステージはかなり豊富に用意されており、街中や船上、空中はおろか宇宙でさえ救出活動を行うことができます。宇宙で投げたら助からないでしょ!などという理屈はこのゲームには通用しません。ステージごとにかなり特性が変わってくるため、それぞれに合わせた対応が必要になります。

コミカルな内容で楽しくプレイできる本作ですが、欠点は投げる時の操作性が悪いこと。現実で投げる操作と少し勝手が違うため、慣れないと思い通りの場所には飛んでいきません。慣れてしまうとうまくいくのですが、慣れるまでに時間がかかり疲れてしまう印象でした。

カクカクしたポリゴンスタイルの見た目は、PlayStation 2向けアクションゲーム『塊魂』を連想させます。開発者によれば、ゲーム内音楽も『塊魂』に着想を得ているとのことでどこか懐かしい印象を感じました。レスキュー隊員になれるゲームですが、ストレス発散にも最適なゲームなので普段何かを抱えている方にはお勧めです。

<ソフトウェア情報>

「Rescuties! VR」

【メーカー】mode of expression, LLC        

【開発者】mode of expression, LLC        

【対応ハードウェア】HTC Vive

【価格】898円

【操作】Viveコントローラー

【リリース日】2016年10月20日

【言語】英語

<Mogura VR的評価>

【オススメ度】★★★★☆

【快適さ】★★★★★

【操作性】★★★☆☆(投げる感覚が現実と少し違うので投げにくい)

★今回のレビューに使用したPC

G-Tune NEXTGEAR-NOTE i5720BA1 GTX1070搭載モデル

■OS : Windows 10 Home 64ビット

■CPU : インテル® Core™ i7-6700HQ プロセッサー

(4コア/2.60GHz/TB時最大3.50GHz/6MB スマートキャッシュ/HT対応)

■グラフィックス : GeForce® GTX 1070(8GB)

■メモリ : 8GB PC4-17000 DDR4 SODIMM (8GB×1/デュアルチャネル)

■SSD : 240GB Serial ATAIII

■チップセット : インテル® HM170 Express

■本体寸法 幅×奥行き×高さ(mm):385×271×28.8 (折り畳み時)

■重量:約3.1kg

■電源 : 12.4W(標準時)、230W(最大時)

外部インターフェイス

■カードリーダー;マルチカードリーダー(右側面×1)

■USB3.0:3 (左側面 ×2、右側面×1)

■USB3.1:2 (左側面 Type-C×2)

■イーサネット:1(1000Base-T/100Base-TX/10BASE-T(RJ-45)

■サウンド:ヘッドフォン出力、マイク入力、ライン出力


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