VR用FPSを開発中の米Reload Studios、伊佐山元氏率いるWiLから200万ドルを調達

世界初のVR向けマルチプレイヤー・FPS「World War Toons」を開発中のReload Studiosは東京とシリコンバレーに拠点を構えるWorld Innovation Labより200万ドル(約2億4000万円)の出資を受けることを明らかにしました。

Investment

Reload Studiosは米・ロサンゼルスにあるVRコンテンツの開発会社です。世界的なFPS「Call of duty」シリーズの開発者やディズニーのアニメーターらが集まり、2014年7月に立ち上がりました。世界初のVR向けマルチプレイヤー・FPS「World War Toons」を制作しています。「World War Toons」はOculus Riftを装着して遊ぶことができる、シューティングゲームです。

World Innovation Lab(WiL)は、東京とシリコンバレーに拠点を構え、日米のスタートアップの支援を行っています。Reload StudiosのCEO、James Chuung氏は、「WiLとの協働は非常に楽しみです。彼らのサポートは、私達がソフトを開発し、広めていく助けになると同時にReload Studiosを開発スタジオからさらに大きな存在に育っていくきっかけになるでしょう。」とコメントしています。

また、WiLのCEO、伊佐山元氏は、「(Reload Studiosの)才能豊かなチームに参加することができて嬉しいです。私達はRealod StudiosをVRゲームのスタジオとしてではなく、VRを使ったエンターテイメントの先駆者として見ています。」とコメントしています。

Reload Studiosは製作中のVRゲーム「World War Toons」を今月6月に開催されるゲームの祭典E3で展示します。「World War Toons」は酔いの防止や、シンプルで直感的な操作などVRでFPSを楽しむために数々の工夫が凝らされています。筆者も一度、5月にプロトタイプを体験しましたが、驚くほど酔いを感じませんでした。製品版の完成が非常に楽しみな1作です。

今後活性化するであろうVRコンテンツの開発へ、国内外の投資が加速するか注目したいところです。


(参考)
Reload receives investment from wil
http://reload-studios.com/reload-receives-investment-from-wil/

この記事を書いた人

  • KFtb1VIM

    慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、環境省に入省。環境白書の作成等に携わる。ECベンチャー勤務を経て、現Mogura VR編集長、株式会社Mogura代表取締役社長。
    現実を進化させることができるVRに無限の可能性を感じ、身も心も捧げている。これまでに体験したVRコンテンツは展示、配信合わせて500作品以上。現在ももちろんコンテンツを体験し続けており、VR業界の情報集約と提供、コンサルティングに強みがある。また、海外の主要なVRイベントでは必ず現地に足を運び、取材やネットワーク構築を行っている。2016年は6回渡米。

    Twitter:@tyranusii

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