Home » VR向けFPS『World War Toons』を開発中のReload Studios、400万ドルを追加で資金調達


活用事例 2015.10.07

VR向けFPS『World War Toons』を開発中のReload Studios、400万ドルを追加で資金調達

ロサンゼルスに拠点を構えるVRゲームの開発チームReload Studiosが400万ドルの資金調達を実施しました。もともと200万ドルを調達しています。

関連記事:VR用FPSを開発中の米Reload Studios、東京とシリコンバレーに拠点を構えるWiLから200万ドルを調達

関連記事:CoDの開発者らが開発しているVR向けのマルチプレイFPS『World War Toons』の映像が公開

Reloadは2014年に結成されたVR専門の開発チームで、Call Of Dutyの元スタッフを中心に、現在は30名近い規模になっています。開発中のメインタイトルは「World War Toons」というカートゥーン風アートスタイルを使ったマルチプレイFPSです。Rift、PlayStation VRといったVR向けに作られていますが、VRではない一般バージョンも用意するとしています。

Reload Studiosは、最近Woofbert VRと手を組んで、ゲーム以外の分野に向けたVRコンテンツの制作を目的としてVR Labも立ち上げています。

関連記事:VRゲームの開発を進めるReload Studios、ゲーム以外へVRを活かすためのチームを立ち上げ

image00

今回の投資ラウンドに参加したのは、Rothenberg ventures, World Innovation Lab, Barunson E&M, YK CRCM RS LLCとその他の投資家です。

Reload Studiosは既に、資金調達を行い、急成長しているVR/AR企業の一つです。最近発表された中に、JauntやCast VR、AltspaceやWEVRなど様々なスタートアップが資金調達を行っています。Reloadが今回調達した資金は比較的小さいものですが、RiftやPlayStation VRなどのコンシューマー向けVRの発売が近づいている中で、「World War Toons」を完成させる一助になるでしょう。また、Labの拡大にもつながります。。「World War Toons」は、一人称視点のゲームですが酔いはほとんどなく、非常に快適にそして楽しく対人戦を楽しめます。コンシューマーVRヘッドマウントディスプレイがローンチされた後で、こういったVR企業がどう成長していくか楽しみです。

関連記事:ディズニー、実写VRコンテンツ制作会社のJauntに6500万ドルを投資

関連記事:AR眼鏡を開発中のCastR、Androidの創業者が1500万ドルを出資

関連記事:VR内でコミュニケーションができる「AltspaceVR」が1000万ドルを追加調達

関連記事:HTC、VRコンテンツ制作のWEVRに1,000万ドルを出資

(参考)
Reload Studios公式
http://reload-studios.com/reload-studios-raises-4-million-dollars-in-investment/

http://uploadvr.com/world-war-toons-maker-reload-studios-raises-4-million/


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード