今回紹介するのは、荘厳な古代遺跡を探検するパズルアドベンチャーゲーム「Relic Seeker: Hypogeum」です。遺跡の謎を解きながら、古代に地球外生命体が残した秘密を暴いていくという、しっかりとしたシナリオも特徴となっています。
「Relic Seeker: Hypogeum」はGalaxyシリーズのスマートフォンを装着することで使用できる「Gear VR」専用のゲーム。価格は490円となっています。日本語対応しており、体験にはGear VRコントローラーが必要です。
美麗なグラフィックで演出される荘厳な雰囲気
舞台となるのは、古代に地球外生命体が圧倒的な技術を持って造り上げた遺跡。その神秘的で謎に包まれた遺跡を、美麗なグラフィックで描いています。
遺跡のどこに立っていても、その雰囲気に引き込まれます。重々しく規則的な造りの遺跡からは、リアルな石の冷たさすら感じられるほどです。
しっかりしたシナリオ、日本語対応でわかりやすい
ストーリー重視の日本語対応しているGear VRのアドベンチャーゲームとして、「Relic Seeker: Hypogeum」はまずオススメできると感じました。
物語は、考古学者のルイスが古代遺跡の調査を依頼され、単身極秘で遺跡に潜入するというもの。ときどき遺跡で見つける石板には古代の様子が描かれており、ルイスはだんだんと遺跡の謎に迫っていくことになります。
文章量は多めですが、しっかり日本語対応しているおかげで、快適に読むことができます。直訳のような日本語ではなくしっかり訳されているので、ゲームの雰囲気を削ぐようなこともありません。
ゲームを進めていくと少しずつ謎が分かっていくシナリオも魅力的。はるか昔に地球を訪れた地球外生命体は、どうやらこの星に「手に負えなくなった危険なエネルギー」を放棄しに来たようで……? 続きが気になってどんどん先へ進みたくなります。
ホラー要素はありませんが、ゲーム内の風景は薄暗いため、苦手な人は注意してください。
謎解きの方法を探すのも面白い
遺跡には鍵や道具を見つけたり、暗号を解いたりするおなじみの謎解きがあります。しかし、VRならではの特徴として特に面白いのは、「動かし方」自体が謎解きになっているもの。
コントローラーを使ったこのゲームでは、謎解きを自分の手を使って解きます。中には見ただけでは動かし方がわかりにくいものも。いろいろ触って動かしてみて、「おっ! いま少し動いたぞ」と発見するのは面白いです。
ゲームを遊ぶ上での注意点としては、20分も体験していると端末が熱くなってしまうこと。謎解きで悩んでいると、一部屋解決しないうちに端末が熱くなり、中断することもしばしば。ここは残念なポイントです。
綺麗なグラフィックで雰囲気を感じる、パズルアドベンチャーゲーム。まさに神秘的な遺跡探索という印象を受けました。これらの要素が好きで、Gear VRコントローラーを持っている方には、ぜひプレイしてほしいゲームです。
ソフトウェア情報
タイトル |
Relic Seeker: Hypogeum |
メーカー |
Massive Wheel |
開発者 |
Massive Wheel |
ジャンル |
アドベンチャー、探検、パズル |
価格 |
490円 |
言語 |
日本語、英語、韓国語 |
コントローラー |
Gear VRコントローラー |
評価(最大5) |
4.0(26件) |
対応ハードウェア |
Gear VR |
入手方法 |
Oculus Storeよりダウンロード |
リリース日 |
2018年1月12日 |
ダウンロード |
https://www.oculus.com/experiences/gear-vr/1567358236658937/ |
公式サイト |
<Mogura VR的評価>
【オススメ度】★★★★★
【快適さ】★★★★☆(端末がすぐに熱くなる)
【操作性】★★★★★