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話題 2018.03.16

VRがテーマの映画『レディ・プレイヤー1』投資家らも注目

この春公開予定のスティーブン・スピルバーグ監督による最新SF映画『レディ・プレイヤー1』。本作品がGPUメーカーの株価に影響を与える可能性があるという、米アナリストのコメントを米ブルームバーグが報じています。

米投資銀行ジェフェリーズのアナリストであるMark Lipacis氏は、「3月29日(米国)に公開されるスティーブン・スピルバーグ監督の映画『レディ・プレイヤー1』は、NVIDIAAMDのカタリスト(触媒)になり得ると考えます」と述べており、「この映画が、NVIDIAやAMDの高性能GPUを必要とするVRヘッドセットの販売を促進することを確信しています」とのコメントをレポートに記述しました。

本作品は、2045年に孤児として生きる主人公「ウェイド・ウォッツ」が、生活の中心とするバーチャル世界「オアシス」を舞台としたSF映画です。

VR/ARヘッドセットの出荷数は6倍を予想

IT専門リサーチ会社IDCの発表によると、世界で出荷されるVR/ARヘッドセットの合計は2017年の960万台ですが、2021年には約6倍となる5,920万台に達すると予測しています。また、日本国内のAR/VRヘッドセットの出荷数は2021年には108万台に成長する見込みです。

HTC ViveやOculus Riftなどのハイエンド向けVRヘッドセットは、PCに繋いでVRを体験します。これらのVRヘッドセットを使用するためには、PCにNVIDIAまたはAMDのGPUを搭載することを推奨しています。

日本国内でも注目集まる

『レディ・プレイヤー1』は2018年2月に東京・新宿にある「VR ZONE SHINJUKU」でセレブレーションイベントが開催され、熱狂的ファンが集まるなど、日本でも盛り上がりを見せています。

『レディ・プレイヤー1』は2018年4月20日に日本公開予定です。

(参考)Bloomberg TechnologyFotuneIDC


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