Oculus TouchローンチタイトルにOculus公式のVRイラストツール『Quill』β版が追加

2016年10月にOculus社が開催した開発者会議Oculus Connect 3(OC3)にて、2016年初に発表されたVRイラストレーションツール「Quill」が引き続き開発中であることが明らかになりました。12月6日のOculus Touchの発売と同時に、Quillのβ版が無料で利用可能になります。

https://www.youtube.com/watch?v=UPORHEhkNfY

Quillは手の動きを認識し、VRの中でイラストレーションを行えるツールです。Oculus Story Studioは、このツールによりこれまで平面のキャンパスに絵を描いていたアーティストがVRコンテンツ制作に取り組めるようになると記しています。

QuillはOculus Story StudioのVRアニメーション『Dear Angelica』の作家/監督のSaschka Unseld氏と、アートディレクターのWesley Allsbrook氏の創作のために誕生しました。 2015年10月、Dear AngelicaのリードエンジニアであるInigoが、48時間のハッカソンでQuillの初期バージョンを作成したとのこと。
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Wesley氏がQuillを試した瞬間、これはまさに彼女が望んでいたものだと述べました。ページの端で制限されず、彼女の周りに無限の世界を作り出すことができたのです。その後も汎用性とスケーラビリティを追加し、アーティストがQuillで長時間快適に作業できるように機能が追加されているとのことです。Wesley氏は、このツールを使って2週間で『Dear Angelica』を描きました。

Oculus Story Studioは画家とイラストレーターと協力して、Quillを誰にでも使えるツールにしました。毎月、Oculus Story StudioのFacebookページに新しいアーティストの作品を掲載し、Quillの傑作の隣に伝統芸術を置いて、VRがどのようにクリエイティブな活動を変えることができるかを示しています。
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なおOculus Touchのローンチタイトルには造形ツールである『Medium』が含まれています。『Quill』も加わり、直感的にクリエイティブな活動をすることのできる2つのアプリがリリースされることになります。

(参考)
The Origin of Quill and What it Can Do—Beta Available at Touch Launch
https://www.oculus.com/blog/the-origin-of-quill-and-what-it-can-dobeta-available-at-touch-launch/

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この記事を書いた人

  • KFtb1VIM

    株式会社Mogura代表取締役社長。慶應義塾大卒。元ネトゲ廃人。中央省庁勤務後、ベンチャー企業を経て「Mogura VR」編集長。VRジャーナリスト。国内外を駆け回って情報収集中。VRのことならいくらでも語れます。

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