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活用事例 2018.03.09

日本企業がパキスタンの大学でVRワークショップ開催、市場の発展推進

株式会社Psychic VR Labは、パキスタンにある15校の大学にて、VRの認知度向上を図るためのワークショップを開催しました。ワークショップでは同社のVRプラットフォーム「STYLY」が活用されています。

本取り組みは、次世代のクリエイターを育成することで、インド・パキスタンにおけるVR市場の発展を推進することを目的としています。

Psychic VR Labは「パキスタンの多くの大学にはVRのコースやラボなどが備わっておらず、VRに対する認知度が低い状況である」と述べています。同社はVRに関するレクチャーやツールの提供を行い、VRでの表現に対する興味を喚起するためのワークショップを開催。本レクチャーはパキスタンの15校の大学に在籍する2,165人に向けて行われました。

Psychic VR Labは「STYLY」を活用してVR産業のベース作りに取り組んでいます。今後、パキスタンのVR産業や学生コミュニティを設立するために、大学と連携してVRラボやワークショップを行う予定とのことです。

VR制作・配信ができる「STYLY」

「STYLY」は、ファッションブランドの世界観やストーリーを体験者に届けることができるプラットフォームです。VRコンテンツの制作や配信をWEBブラウザのみで稼働できます。Mac、Windowsに対応し、VR対応ではないPCでも稼働します。

2018年1月には、VR/AR向けの3Dデータ素材を共有できるグーグルの共有サイト「Poly」の素材をアプリケーション内に直接呼び出すことができる「Poly API」に対応しました。1度データをダウンロードしてからアプリに組み込む必要がなくなり、数1,000種類以上の素材をVR制作に使えるようになりました。

(参考)株式会社Psychic VR Lab プレスリリース


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