2月17日にジェムドロップ株式会社から発売されたPlayStation VR専用ヘディングアクションアドベンチャー『ヘディング工場』を紹介します。
ヘディングを決めて進もう
本作は、『ヘディング工場』の名前の通り、ヘディングしか操作がありません。今回PS4のコントローラーを握りながらプレイしましたが、使ったのはスクリーンショットを取るために押したシェアボタンだけでした。ゲーム本編はすべてヘディングで決まります。
砲台兼この世界のナビゲーターのような役割を果たしてくれるキャラクターから放たれたボールを、
ヘディングして、このスクリーンショットでは的に当てています。
プレイヤーは魔法の板のような、よく分からないものに乗りながら自動で移動していきます。自身の行き先も、ヘディングで決めていきます。
たとえば、
このような、明らかに3方向に分かれていそうな扉も、飛んできた弾をヘディングすることで、自分がどこに行くのかを決めます。
“頭”を使おう
本タイトルは、謎解き要素がふんだんに盛り込まれています。しかし、大体どの謎解きも少し前に説明が入ります。なお、本タイトルはオープニングの『ヘディング工場』という文字以外一切文字がでてきません。では、どうやって説明されるのでしょう。
説明キャラにあたるのが、上画像右側にいる、PSVRをかぶったキャラクターです。彼(?)が事前に、どのようなギミックなのか、わかりづらいところには、お手本としてプレイヤーよりも先にボールをヘディングしてくれます。それを見て、どのように解けばいいのか知ることができます。
いろいろなところにいるチェスの駒のようなキャラクター。トロフィー取得画面では『ミンナ』と説明されています。この『ミンナ』も、いろいろな場面でギミックに使われたりします。
なお、場面が進むにつれて謎解きも難しくなれば、求められるヘディング技術も高くなります。ヘディング自体は直感的な操作なので、すぐに向上していきます。しかし、慣れるまで(とはいっても10分ほど)はどうヘディングしたらどうボールが飛ぶのか、少し苦労します。ちなみに、筆者のサッカー経験は体育の授業のみであることをここに記しておきます。
また、作り込まれたグラフィックはステージを経るにつれより美しくなります。このように、時間帯が進むにつれ、明るかった建物に影が差し込んでいます。
エンディングは数パターン。この世界をプレイするごとに解釈しよう
エンディングは数パターンあるため、一度エンディングを見た後でも繰り返し遊ぶことができます。たとえば、あの時、左の扉にヘディングしたらどうなっていたのだろう、などと考えて、そちらの道に行ってみたときのエンディングを見ることも楽しいでしょう。
ソフト情報
タイトル | ヘディング工場 |
ジャンル | ヘディングアクションゲーム |
開発元 | ジェムドロップ株式会社 |
発売日 | 2017年2月17日 |
対応プラットフォーム | PlayStation4(PSVR 必須) |
価格 | 2,376円(税込) |
プレイ人数 | 1人 |
CERO | A(全年齢対象) |