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PlayStation VR 2017.08.02

PS4の出荷数が全世界で6,300万台突破 PSVRも貢献

ソニーは2017年度第1四半期の報告を行い、PlayStation 4(PS4)の出荷、売上にPlayStation VR(PSVR・プレイステーションVR)が貢献していると言及しました。同社としてはPSVRの売上が好調との認識と考えられます。

入手機会が増えてきたPSVR

PSVRは2016年10月に全世界で発売されました。PlayStation 4用のデバイスとして登場し、ハイエンドなゲーミングPCを買うことなく、PS4ユーザーはPS VRを購入するだけでハイエンドなVR体験が可能です。一時は品薄となり、入手が困難になるほどの人気を博しています。2017年8月現在、日本でも販売店舗が大きく拡大され、入手できる機会が増えています。

ソニーは、最新の四半期報告書で6,330万台のPS4が世界中で出荷されていると報告しています。これは、出荷台数のため、6,330万台が消費者に販売されたことを意味するものではありませんが、6月上旬には販売台数も6,000万台を突破しています。

ソニーのゲーム部門は、売上高は前年比5.4%増の3,481億円となっており、同社は、主にゲーム販売の増加と「PlaStstion VRの寄与」によるものだと述べています。ソニーはこれまでも、「PSVRの販売台数が伸びている」と述べていましたが、今回の報告書ではPSVRの販売台数は更新されませんでした。

ユーザーが体験しやすい環境

ソニーは2017年6月に、PSVR累計100万台以上売れたことを発表しています。PC向けハイエンドVRヘッドセットであるOculus RiftやHTC Viveと比べても、 2017年第1四半期までの販売数で4倍近い差をつけています。VRをユーザーが家庭で体験しやすいという点では、PS4を持っていれば専用のハイスペックPC等が必要ないなどの点もあり、他のハイエンドVR機器と比べ、群を抜いています。

PSVRには、人気シリーズである『バイオハザード7 レジテント イービル』が全編対応、『カイジ』、『ワンピース』などの人気作品のVR作品の配信が予定されているほか、『エースコンバット7』などの大作ゲームのVR対応も予定されています。これからも多くのユーザーによる購入が見込まれます。

(参考)
PlayStation®VR 公式サイト
http://www.jp.playstation.com/psvr/
PS4 Ships 63.3 Million, PSVR ‘Contributed’ To Improved Sales/UPLOADVR(英語)
https://uploadvr.com/ps4-ships-63-3-million-psvr-contributed-improved-sales/


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