心を解釈してVRを操作する研究を行うNeurable社、約2億円を調達

Brain-Computer Interface(BCI)技術の関連企業であるNeurable社は、ユーザーの脳活動に基づいて意図を解釈しデバイスなどの制御を行う研究を行っており、200万ドル(約2億3,000万円)の資金調達を完了しました。

資金調達は、ブライアン・シンがAccompliceのBoston Syndicateを通じてPoint Judith Capital、Loup Ventures、Kraft Group、NXT Ventures、および著名なエンジェル投資家の参加を得て行われました。 NeurableのBCIテクノロジーは、ユーザーの脳活動に基づいて意図を解釈することにより、ソフトウェアとデバイスのリアルタイム制御を可能にすると主張しています。 同社は現在、VRとARコンテンツおよびヘッドセットとの技術統合のためのソフトウェア開発キット(SDK)を開発中です。

BCI技術は、AR / VRアプリケーションでの相互作用のため、ハンドトラッキングや音声コマンドなどの他の技術では制限のあるハンズフリーの制御方法を可能にします。 ユーザーはARディスプレイのメニューやオプションをコントロールしたり、VRゲームで魔法や呪文を作成することができます。 Neurableの技術は、脳活動を記録するための乾燥電極センサーを使用しています。 また、ワイヤレスであるため、ユーザーの動きを損なうこともありません。

Neurableの共同設立者兼CEOであるRamses Alcaide氏は、ミネガン大学のダイレクトブレイン・インターフェイス研究所のJane Huggins博士のもとで博士号を取得しながら、Neurableのコアテクノロジーを発明しました。 Neurableは、新しい機械学習アプローチを使用して複雑なデータ解析を実行します。これは、ユーザーの意図を決定する際に速度と精度に大きな利点をもたらします。 AlcaideとHugginsの研究は、2014年11月の神経工学ジャーナルに掲載されています。

「Neurableのテクノロジーは、ミシガン大学ダイレクトブレイン・インターフェース研究所で開発されたBCI機能で実現している」とHuggins氏は述べました。

SDKは2017年後半に、AR / VRヘッドセットのメーカーにライセンス供与し、リリースされる予定です。SDKはプラットフォームに依存せず、Oculus Rift、HTC Vive、 Microsoft HoloLensで使用可能になる予定とのこと。SDKには、UnityやUnrealなどの一般的なゲームエンジン用のプラグインのサポートが含まれています。

Alcaide氏はこう語ります。「私たちの目標は、人間とコンピュータの相互作用のための新しいプラットフォームを構築することです。私たちの投資家は、我々の技術の幅広い可能性と限界のない世界を創造するというビジョンを共有しています。 彼らの信頼に感謝します」。

またNeurable社への投資を率いたボストン・シンディケートのBrian Shin氏はこう述べました。「Neurableのチームは、人々がデバイスやオブジェクトを心で簡単に制御できるようになると信じています。 その取組は甚大なものになるでしょう。彼らは、人間が技術とやりとりする方法を完全に変える可能性があります」

(参考)

Neurable Secures $2 Million for Mind Controlled VR

http://www.vrfocus.com/2016/12/neurable-secures-2-million-for-mind-controlled-vr/

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