車や部屋の鍵、リモコン、逃げ出してしまったペットなどをすぐに見つけることができるスマホARアプリ、『Pixie』が登場しました。無くしそうなものにあらかじめバッジ状のデバイスを貼り付けておくことで、アプリから探し物の位置をすぐに把握することが可能です。探し物がある位置には矢印とアニメーションがAR表示されます。
探し物を素早く見つけられるARアプリ
本アプリはWebサービス企業のPixie Technologiesが開発したものです。iPhoneアプリの『Pixie』と、『Pixie Point』というコインサイズのバッジ状のデバイスを使用します。車の鍵やペットの首輪などに『Pixie Point』を取り付けておけば、アプリからいつでも位置を確認できます。
See how Pixie finds your things from Pixie on Vimeo.
ARKitに対応、アニメーションとサウンドで探し物の位置を把握
9月19日のiOS 11では、iPhoneとiPadでAR機能が使用可能になります。本アプリも対応する予定です。アプリを起動して探し物を選択し、スマートフォンのカメラをかざすと、探し物がある位置を指し示す矢印と、沢山の光る粒のアニメーションがAR表示され、探し物の位置を素早く把握できます。
PIxie Pointを貼り付けた探し物に近づくにつれて、アプリが音を発する仕組みになっています。屋外での使用なら150フィート(約46メートル)、室内なら50フィート(約15メートル)以内であればPixie Pointの位置を検知することが可能で、壁越しや、家具の後ろにある場合でも検知できます。
Pixie PointはPixieの公式サイト、もしくはアマゾンにて販売しており、29.99ドル(約3,300円)で購入が可能です。耐水性なので水に濡れても動作し、バッテリーの駆動時間は12ヶ月です。
(参考)
Next Reality / Pixie Enlists ARKit to Help You Find Your Keys(英語)
https://mobile-ar.reality.news/news/apple-ar-pixie-enlists-arkit-help-you-find-your-keys-0179973/