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VR動画 2015.10.28

ピクセラ、パノラマVRサービスを2016年春よりスタート。4K360度カメラ「Sphericam 2」の販売も

10月28日、株式会社ピクセラは法人向けパノラマVRサービスを2016年3月に開始することを発表しました。

ピクセラはこれまで、TVチューナーやキャプチャー機器などを取り扱ってきましたが、この度VR/AR事業に本格的に参入することを表明、コンテンツ制作から店舗等での配信までトータルサービスを開始します。VR(バーチャルリアリティ)を利用することで、旅行代理店や不動産販売店などから、その場に居ながらにして旅行先の風景や、ホテル・マンションのレイアウトなどをリアルに体験できるサービスになるとのこと。発表されたイメージ図からも分かるように、360度カメラの提供から編集ソフト、再生プレイヤーまでをトータルでサポートします。

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ピクセラ社が発売するSphericam社(業務提携)の360度4Kカメラ「Sphericam 2」。2016年4月~6月頃の販売を予定
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関連記事:4K、60fpsの動画が撮れる全天周カメラ「Sphericam 2」3倍の資金を獲得してゴール

ピクセラ社が提供予定のパノラマVR専用パソコン 外観イメージ
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こうしたパノラマVRをトータルサポートするサービスは、国内外で取組が進んでいます。また米国の全天周コンテンツ制作会社Jauntは、高性能なシネマティックな映像が撮影できるカメラ及びコンテンツ制作、配信プラットフォームまでをカバーしています。国内では、手軽なVRデバイス「ハコスコ」と凸版印刷も連携して進めていますが、360度カメラや再生用のPCまで含めたものは国内では初の例となります。

関連記事:凸版印刷とハコスコ社、VR事業で業務提携を発表

ピクセラ社はVRの市場拡大を見込んで今回の事業展開に踏み切ったとのことです。

(参考)
パノラマVRサービスを来春スタート 4K 360度カメラ「Sphericam 2」の国内販売も開始予定
http://www.pixela.co.jp/company/news/2015/20151028.html


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