戦車でさまざまな地形の戦場を動き回り、敵勢力を制圧していく。今回紹介するのは、戦車対戦車のアクションシューティングゲーム『Panzer Panic』です。ゲームパッド不要、オンライン対戦にも対応しています。
操作は簡単ながら、重要なのは戦術
戦場では基本的に戦車に乗り、3対3の形式で戦います。目的は敵陣にある旗を奪取し、自陣まで持ち帰ることです。敵も味方も同じ条件からスタート。地形や配置を活かした戦術が重要になります。
戦車の操作は前進、後退、停止の3種類のみ。砲撃は対象に視線を向けると、一定間隔で自動的に撃ちます。カメラは首を回すことで360度回転することができます。音も360度から聞こえてくるので、常に周囲を警戒しながら立ち位置を考えましょう。
オンラインでほかのプレイヤーと対戦することもできます。対コンピューターとは一味違う、戦略の読みあいを体感してみてください。対戦相手が見つからないときは自動的にコンピューターとの対戦になります。
特徴ある地形をもつステージ、地形ごとの戦略
このステージでは、すり鉢状の地形の底に、旗のある拠点が設置されています。この癖のある高低差や角度は、有利にも不利にもなりえます。敵の姿が見えても焦らず、落ち着いて射線を考え、攻撃のタイミングを見計らいましょう。
ここはエリアが2重の円のようになっていて、構造は単純。なのですが、いくつか障害物が置いてあったり、道が急に曲がっていたりするので、車体が大きいと動きにくいのが特徴です。曲がり角から突然敵の戦車が飛び出してくる、なんてことも。
このステージは、上二つのステージが合わさったような特徴の地形になっています。自陣と敵陣の間の地面はすり鉢状、あちこちに視線を遮る壁のような地形があり、やや癖のあるステージになっています。
さまざまな戦果に応じて使えるようになる、個性的な戦車たち
このゲームにはさまざまな種類の戦車が存在します。大きくて強いが動きにくいもの、小さくて機動性に優れるがすぐに壊れてしまうもの。自分のスタイルに合うものを見つけましょう。
新しい戦車を使えるようにするには、戦場で戦果をあげなければいけません。例えば敵戦車を倒したり、奪われた旗を奪い返したり。ただ戦闘に勝利するだけでなく、様々なことに挑戦してみましょう。
戦車は性能だけでなく、色も様々です。戦車なのに見つけてくれと言わんばかりに派手な色のものや、目が痛くなるような色彩のものも。迷彩とはいったい。
筆者はこのゲームをプレイしていて、遊びやすいゲームだと感じました。操作は簡単、グラフィックも戦車の重圧感というよりは軽く優しめな印象、個性あるさまざまな戦車のデザインなど、気軽に遊べて楽しさを感じられるように作られています。一方で相手の心理を読みあったり、戦術や立ち位置を考える楽しさもあり、ついついはまってしまうような出来になっています。360度常に見回せる状態でないとプレイが難しいですが、逆に言うとVRならではの作品としてオススメできるゲームです。
テイザー動画はこちら
ダウンロードはこちら
https://www.oculus.com/experiences/gear-vr/1085190581588500/
公式サイトはこちら
http://www.handy-games.com/games/panzer-panic-vr/
<ソフトウェア情報>
『Panzer Panic』
【メーカー】HandyGames
【開発者】HandyGames
【対応ハードウェア】Gear VR
【価格】490円
【操作】タッチパッド
【リリース日】2016年11月2日
【入手方法】Oculus Storeよりダウンロード
【言語】英語、ドイツ語、スペイン語(スペイン)
<Mogura VR的評価>
【オススメ度】★★★★★
【快適さ】★★★★★
【操作性】★★★★★