Oculus創業者、VR/ARを用いた軍事技術を開発予定か

Oculus創業者、パルマー・ラッキー氏は防衛関連のスタートアップ企業、Andurilを立ち上げています。同社はVR/ARを含む様々な先端技術を用いて、米国の防衛分野に関する製品開発を行う予定です。

防衛分野向けの開発企業

AndurilはVR/ARをはじめ、様々な先端技術を活用した製品開発を予定しています。同社のウェブサイトでは現在のところ、具体的なサービスや製品に関する情報は発表されていませんが、同社のミッションステートメントが記載されています。それによると、同社が開発する技術は防衛分野で活用するもので、現場で活動する兵士がリアルタイムで情報を把握できたり、最前線で活動する兵士を危険から守るための技術、また脅威となる存在に先んじた技術を開発するとのことです。

様々な技術を用いて製品開発を行う予定か

また、同社が現在募集を行なっている職種を見ると、同社はVR/ARだけでなく、様々な技術を用いて開発を行う姿勢が見て取れます。同社はコンピュータービジョン、センサー融合、LIDAR技術やRADARシステム、ロボットや自動操縦、航空機デザインなど、多岐にわたる分野の職種を募集しています。

同社にはOculusの元従業員が複数在籍しています。Oculusの元製品開発担当Joseph Chen氏や、同社の元エンジニアTorin Herndon氏が参加しており、また政府機関にデータ分析サービスを提供するPalantir社の元社員も複数参加しています。

軍事分野で活用されるVR/AR

VR/ARは軍事分野においても様々な活用方法が研究されています。たとえばARを用いて、兵士が携行する弾薬の数や使用している武器、標的への照準などに関する情報をAR表示することができます。VRでは、バーチャル空間で実際の状況を模擬して訓練を行なったり、ドローンの照準シミュレーションなどに活用することができます。

VR/ARを活用した軍事技術の例として、米海軍が開発したAR射撃システムが挙げられます。これは射手がARヘッドセットを装着し、ターゲットの情報や射撃の合図などをARで把握することができます。赤外線映像や標的までの距離など、様々な情報が視界に表示されるため、従来よりも指示伝達が正確、効率的になります。

また、米陸軍はヘルメットに装着可能なARディスプレイ『T.A.R. (Tactical Augumented Reality)』の開発を行なっています。

軍事分野でもVR/ARの活用は進んでおり、Anduril社がどういった製品を開発をするのか、今後に注目されます。

(参考)
TechCrunch / Palmer Luckey’s new defense company Anduril looks interested in AR and VR on the battlefield(英語)
https://techcrunch.com/2017/10/19/anduril-trae-stephens-battlefield-vr-ar/

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この記事を書いた人

  • PSVRを体験したことをきっかけにVRにハマり込みました。VR空間の住人になることを夢見つつ、日々VR/ARの最新情報を追っかけています。