Oculus VR創業者パルマー・ラッキー氏、E3で展示されたサマーレッスンとミクのVRライブにコメント

Oculus VR社の創業者パルマー・ラッキー氏が、Facebook上のOculus Rift開発者コミュニティに投稿し、6月のE3で展示されていたProject Morpheus向けコンテンツ『サマーレッスン』と『SEGA feat. HATSUNE MIKU Project: VR Tech DEMO』の感想をコメントしました。

パルマー・ラッキー氏は、アニメ『ソードアート・オンライン』や初音ミクといったコンテンツが好きという日本びいき。E3で日本に焦点をあてたコンテンツについて日本人のコミュニティに感想を伝えたいとしてバンダイナムコの『サマーレッスン』、SEGAの『SEGA feat. HATSUNE MIKU Project: VR Tech DEMO』2作品それぞれの体験を振り返りました。

https://www.youtube.com/watch?v=wIl2-5f8NTo

『サマーレッスン』に関しては、体験自体は非常に面白く、ラストのドッキリも楽しんだ模様。「現実よりもアニメの世界に近いスタイルだが、ギターのピックを探して彼女が自分の方に近づいてきた時などは、まさに自分と一緒に別の人がいるような感覚になった」とのこと。「もし彼女のアバターの中に他のプレイヤーがいて、Oculus Touchのデモのようにリアルタイムで動き、ボイスチャットで話せたら、より現実のように感じただろう」と語っています。

これまでの女子高生が登場するものではなく金髪のアメリカ人女性に日本語を教えるという内容に変更されたことについては、「アメリカ人が日本語を教えるというシチュエーションは想定しにくいため、日本人のプレイヤー向けのコンテンツだったのではないか」と、設定上、没入感にやや違和感があったことに言及しています。また、全体的には評価する一方で、「彼女の語るストーリーはやや平凡で、声はイマイチだった」と厳しいコメントも残しています。

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初音ミクのライブは、MMDを使って制作された非公式のコンテンツを既に体験しているため、「ミクのコンテンツが増えることは素晴らしいが、既に非公式にミクのコンテンツが開発者コミュニティによって多く作られてる」とのことで、あまり斬新さを感じていなかった様子。PS Moveコントローラーを使ってリズムに合わせて腕を振ると振動することでフィードバックが返ってきたことが唯一のインタラクションだったとコメントしています。

パルマー・ラッキー氏は投稿の最後で、「E3ではOculusは日本らしいコンテンツを展示しなかったが、将来は…」と日本向けのコンテンツにも関心があることをほのめかして締めくくっています。

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この記事を書いた人

  • 慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、環境省に入省。環境白書の作成等に携わる。ECベンチャー勤務を経て、現Mogura VR編集長、株式会社Mogura代表取締役社長。
    現実を進化させることができるVRに無限の可能性を感じ、身も心も捧げている。これまでに体験したVRコンテンツは展示、配信合わせて500作品以上。現在ももちろんコンテンツを体験し続けており、VR業界の情報集約と提供、コンサルティングに強みがある。また、海外の主要なVRイベントでは必ず現地に足を運び、取材やネットワーク構築を行っている。2016年は6回渡米。

    Twitter:@tyranusii

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