ノキアは、ウォルト・ディズニー・スタジオに同社のプロ仕様360度カメラOZOを提供することを明らかにしました。ディズニーはOZOを用いて今後制作する映画にむけて「特別なVRコンテンツ」を制作することになると思われます。
ディズニーはつい先日、新作映画『ジャングル・ブック』のワールド・プレミアの様子をおさめた360度映像を制作、Facebookの360度動画ならびにGear VRで体験することができます。
ノキアのOZOは定価6万ドル(約660万円)のプロ仕様のVRコンテンツ制作向け360度カメラです。2K×2Kのセンサーを8つ内蔵し、8K×4Kでの出力が可能。マイクも8つ内蔵されており、360度のサウンドをとることができます。また、Wi-Fiによりその場でVR映像を出力することができるため、撮影後のポスト・プロダクションの時間を劇的に削減することができるとしています。
詳細なスペックはこちら(英語)
2015年にディズニーは、シネマティックVR作品を制作しているJaunt社に6,500万ドルの投資を行ってます。Jaunt社も独自のプロ向け360度カメラJaunt Oneを作っています。
OZOを使ったディズニーのVRコンテンツ、どのような作品が登場するのか楽しみですね。
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ディズニー新作「ジャングル・ブック」のVRコンテンツを、世界的映画監督ジョン・ファブロー氏が制作。
(参考)
Disney Signs Nokia Deal to Use OZO VR Camera – Road to VR
http://www.roadtovr.com/disney-signs-nokia-deal-use-ozo-vr-camera/
※米Road to VRはMogura VRとパートナーシップを結んでいます。