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医療・福祉 2017.10.23

米政府主催のVR/ARコンペ VR手術シミュレーターが優勝

VRを教育現場やトレーニングに取り入れる動きが加速しています。米国教育省は『EdSim Challenge』という賞金制のコンペを開催しており、教育で活用できるVR/ARシミュレーションを募集しています。先日、本コンペの優勝者が発表され、VR手術トレーニングシステムを開発するOsso VRが優勝しました。

『EdSim Challenge』とは

『EdSim Challenge』は米国教育省が主催するコンペで、学術、技術、雇用スキルに関するVR/ARシミュレーションを募集し、次世代の学校教育に活用できる様々なアイデアを募集するプログラムです。

本コンペは先日優勝者が発表され、VRを用いた手術シミュレーターを開発するOsso VRが優勝しました。同社が開発するVRシステムではコントローラーを用いて実際の手術の様子を再現し、手術のトレーニングに活用することができます。

同社は今回『EdSim Challenge』の優勝企業となったことで、43万ドル(約5,000万円)の賞金が授与される他、複数の企業より様々なプライズが贈られます。OculusからはRiftヘッドセット、サムスンからはGalaxy S7 Edge、Galaxy Tab 9.7インチ、Gear S3、Gear VRヘッドセット、またIBMからはBuemix Package、マイクロソフトからBizSpark Plusプログラムの招待状が贈られます。

『EdSim Challenge』は2016年2月から公募を開始し、2017年1月の締め切りまでに合計で249の応募が寄せられました。優勝者のOsso VRの他に5名のファイナリストが選出され、ファイナリストにはそれぞれ5万ドル(約570万円)の賞金が授与されます。

(参考)
UploadVR / VR Surgical Training Platform Osso Wins US Dept. Of Education’s EdSim Prize(英語)
https://uploadvr.com/vr-surgical-training-platform-osso-wins-us-dept-educations-edsim-prize/


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