遅延を感じさせない高精度トラッキング、VRアトラクション「The VOID」でも採用のモーキャプシステム『OptiTrack 6』

GDC2016にて、OptiTrack社がモーションキャプチャーシステム『OptiTrack6』を用いた、バスケットボールによる最新技術デモンストレーションを行いました。その様子をご紹介していきます。

https://www.youtube.com/watch?v=9k1YR1J2Nzs

関連記事: モーションキャプチャーシステム『OptiTrack 6』を使って複数人でバスケットボールをする技術デモをGDCで展示

技術デモの映像では、パス・ドリブルといったHMD装着者とボールの動きを、現実とVR内とで完全に同期させている様子が映し出されています。

また、バスケットボールをプレイしているプレイヤー複数人を、ドットトラッキングメーカーと、ボール位置と回転をレンダリングするための広角カメラによりハイライトで捉え、現実とVR内のバスケの動きを完全にリンクさせる試みも実施。映像から、プレイヤー全員の動きを完全にトラッキングできていることが分かります。

https://www.youtube.com/watch?v=Zb5C8wTHsHs

全身に光学トラッキングメーカーを付けたプレイヤーらによるデモ

VR情報サイト「Road to VR」のBen Lang氏によると、トラッキングメーカーとOculus Rift DK2を着用し、本能的かつ直観的にVR内でボールを扱うことが出来たとのこと。

「完璧だったよ。キャッチやドリブル、パスといった動作に全く遅延を感じなかった。」- Ben Lang氏

この技術がホームユーザーをターゲットにしたものでないことは明らかですが、商業目的での応用対象としては、VRを使ったアミューズメントである「THE VOID」には実際に『OptiTrack 6』の技術が使用されています。

OptiTrack 6

関連記事: VRを使った新しい体感型アミューズメント「THE VOID」

次世代のテーマパークを実現すべく、現実世界のオブジェクトとVR内を融合させる技術が確実に進化しつつあることが体験者の感想から伺えます。『OptiTrack 6』の技術の応用価値を存分に示すことのできたデモだったと言えるでしょう。

(関連記事)
モーションキャプチャーシステム『OptiTrack 6』を使って複数人でバスケットボールをする技術デモをGDCで展示

VRを使った新しい体感型アミューズメント「THE VOID」

(参考)
OptiTrack’s Precise ‘Void’ Style Tracking Lets You Play Real Basketball in VR(英語)
http://www.roadtovr.com/optitracks-vr-precision-void-style-tracking-lets-you-play-real-basketball-in-vr/

新発表、レポートなどGDC2016関連の記事はこちらからご覧いただけます。

GDC2016特集

この記事を書いた人

  • fukafuka_san

    VRやARなどのロマン溢れる最先端技術に興味のある理工系大学院生です。趣味でホームページや動画の制作も行っており、現在は「Mogura VR」さんにてVR関連の記事を執筆しております。

    Twitter:@FukaFuka295

    Mogura VRのライター一覧はこちら
    http://www.moguravr.com/writers/