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活用事例 2018.03.20

OculusがPC・モバイルVRの動作環境に関するユーザーデータ公開

Oculusは開発者向けに、ユーザーがVRデバイスを使用している動作環境についてのデータを公表しました。このデータは、同社が提供するVRデバイスを、直近28日間(2018年3月17日時点)でユーザーがどのような動作環境で使っているかをまとめたものです。VRを体験するユーザーがどのようなPCやスマートフォンを使用しているのかが分かります。

PCはGeForce GTX1070のユーザーが最多

PC向けのVRヘッドセット「Oculus Rift」については、CPUやGPU、RAM(メモリ)、OS、プレイエリアの範囲に関するデータが公開されています。

CPUはIntelのCPUであるCore i7-6700K、Core i7-7700Kの割合が高くなっています。GPUはGeForce GTX 1070が全体の19.4%を占めており、続くGTX1080は17.3%となっています。

ユーザーがVRを体験するプレイエリアは、ほぼ直立の1.0〜1.5m四方、やや動ける2.0〜2.5m四方に集中していることがわかります。

その他、PCの動作環境データはこちらで公開されています。

Gear VRは2016年のGalaxy S7シリーズが多い

サムスンのスマートフォンで動作するモバイルVRヘッドセット「Gear VR」に関しては、使用されているスマートフォンの種類やOSのバージョン、コントローラーの有無についてデータが公開されています、

データによれば、Gear VRに使用されているスマートフォンの4分の1がGalaxy S7 Edgeで占められています。Galaxy S7 も合わせると、2016年に発売されたGalaxy S7シリーズだけで実に40%以上が占められている状況です。

2017年からGear VRに付属しているコントローラー(単体販売もされています)を使用しているユーザーは41%にとどまっており、59%のユーザーがコントローラーを使っていないことが分かります。

モバイルのデータはこちらで公開されています。

(参考)VRFocus
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