Oculus Touch分解レポートで内部の詳細が明らかに


iPhoneなどの分解方法などを紹介するiFixitがOculus Touchの分解レポートを公開しています。小さなコントローラーの中にいかに複雑な機能を実装しているか、レポートから内部の構造を確認します。

外装部は接着剤や表から見えないネジを使用

Oculus Riftと合わせて使用するモーションコントローラーOculus Touchは、左右非対称のエルゴノミクスデザインでHTC Viveコントローラーよりも快適な握り心地を実現しています。Touchは非常にコンパクトな見た目であり、持った際の重量配分も適切に設計されています。コントローラーユニットを分解し、内部の各コンポーネントがどのように埋め込まれているのかを確認していきます。


Touchは、エンドユーザーが内部にアクセスすることを想定していないため、ネジが隠れていたり、接着剤で接着している箇所が多くあります。一度内部の基板まで分解すると、複雑な形状で密度の高い基板が内部を占めています。

リング部に配置されたLEDアレイは”脊髄”のような形状

Touchのリング部にあるLEDアレイはまるで“脊髄”のような形状をした基板です。LEDアレイにはTouch全体で搭載している24個のIR LEDのうち22個が付いていて、コントローラー表面のすぐ裏にあります。iFixitによると、Viveコントローラーを分解した際も24個のセンサーが付いていると指摘していましたが、2つのトラッキングシステムは異なるアプローチを取っているため、センサーの数が同じなのはおそらく偶然だと思われます。


メインボードには、Bluetoothモジュールやモーションプロセッシングチップなど、多くのコンポーネントが搭載されています。また、表のボタンの裏側には、ボタンに触れたかを検出する静電容量センサーがあり、2つのスプリングによってメインボードに取り付けられています。Touchの振動機能を実現する振動子は、グリップ下側、バッテリーの近くに取り付けられ、最も効果的に振動と優れた重量配分を実現しています。

内部のハードウェアとコンポーネントの詳細なイメージなど、詳細についてはiFixitの分解レポートページをご覧ください。

(参考)
Oculus Touch Insides Revealed in Detailed Teardown – (英語)
http://www.roadtovr.com/oculus-touch-teardown-disassembly/

※Mogura VR は、Road to VRとパートナーシップを結んでいます。

この記事を書いた人

  • あつぽん

    日本でMRシステムの開発に携わった後アメリカへ渡り、VR/MRシステムを企業へ導入するための検討・開発に従事。現在は日本在住。

    人間の能力そのものを拡張させるテクノロジー「ヒューマンオーグメンテーション」のコンセプトに惹かれ、その界隈の動向に強い関心を持っています。その中で実用化フェーズにあるVR/MRの盛り上がりをより広い範囲へわかりやすく伝えていきたいと思っています。

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