徐々に増える実績 Oculus Storeでは4つのVRゲームが売上1億円突破

Oculusはベストセラーとなった『The Climb』など、4つのOculus Rift向けタイトルが同社の配信プラットフォームOculus Storeのみで100万ドル(約1.11億円)以上の売上を獲得したことを発表しました。

4タイトルが100万ドルの売上に到達

VRが消費者市場で成功するためには、ユーザーが購入したいと思える、良質なコンテンツが作り出されるような環境を構築することが必要です。

OculusはFacebookの支援を受けて、VRコンテンツ開発に5億ドルの投資を行うことを約束しました。その結果として、ダークファンタジーRPG『Chronos』、ホラーアドベンチャー『Edge of Nowhere』、シューティングアクション『Robo Recall』、カードゲーム『Dragon Front』、スローFPS『SUPERHOT VR』、魔法アクション『The Unspoken』といった多くの人気タイトルがOculusより資金を受け、Oculus Studioの協力により輩出されてきています。

Oculusの資金提供を受けたタイトルの多くがOculus Store独占配信であることは、当初パルマー・ラッキー氏が掲げていた「オープンなコミュニティ」に反するという議論もあります。しかし、資金を援助することで高品質なコンテンツを作り出し、VRコンテンツのエコシステムを形成するアプローチとしては正しいとも言えます。

Oculus Store以外にも、Steamでも多数のVRコンテンツが配信されています。まだ黎明期であるVゲームR市場において、例えタイトルがOculus StoreとSteamの両方でリリースされている場合でも、100万ドルの収益を得ることは希少と考えられます。4タイトルが100万ドルの収益を上げたという発表は、VR開発者にとって一つの後押しとなるでしょう。

コンテンツの収益により継続的な開発を

「VRが広まりだした当初はまだ市場がなく、安価なタイトルでさえ成功の機会があまりありませんでした」とOculusのコンテンツ部門代表者であるジェイソン・ルービン氏は述べています。

しかし現在はユーザーの規模も大きくなり、中小規模のチームでも特別な投資を必要とせず、利益を上げることができると確信しているといいます。

Oculusの計画は、投資規模を少しずつスケールアップし、やがて各社がコンテンツの収益によって新たなゲーム開発を行えるエコシステムを構築することです。

ルービン氏は、Oculus StoreでのRift向けタイトルは500以上、うちハンドコントローラーのOculus Touchに対応するものは200作品以上がリリースされていると述べています。また、現在はヘッドセットにOculus Touchが標準で同梱されているため、今後もTouchをサポートし、手を動かして体験するコンテンツは飛躍的に増加すると見られています。

(参考)
Road to VR / Oculus: ‘4 VR titles have made more than $1M in the Oculus store alone’(英語)
https://www.roadtovr.com/oculus-multiple-vr-titles-made-1m-oculus-store-alone/

Mogura VRは、Road to VRとパートナーシップを結んでいます。

この記事を書いた人

  • 力触覚を中心としたバーチャルリアリティを専攻する学生。幼少期から趣味でゲーム開発を行い、やがてVRにたどり着く。現在はコンテンツ開発やデバイス開発を勉強中。

    Twitter:@FoltTenor

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